競合ターゲティングについて

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この記事をご覧いただいている皆様は、「競合企業の顧客や見込み顧客にアプローチしたい」と
思われいる方がほとんどだと思います。
結論、web広告においては、上記顧客に対してアプローチ可能です。
本コラムではその方法について紹介いたします。
競合ターゲティングに用いられる手法
1.Twitter広告
Twitter広告の手法は2つあります。
①キーワードターゲティング
特定のキーワードについて、検索、ツイート、またはエンゲージメント(反応)したことのあるユーザーへ配信することが可能です。
キーワードを、競合企業名やその商材名を設定することにより、ターゲティングする。
②フォロワーターゲティング
特定のTwitterアカウントのフォロワーと行動が似ているユーザーへ配信することが可能です。
競合企業のアカウント名を設定して、ターゲティングする。
ただし、こちらの注意点としては、あくまでそのフォロワーと行動が「似ている」ユーザーへの配信となります。
そのため、①の方が競合ターゲティングの精度が高いと言えるでしょう。
2.Yahoo!ディスプレイ広告
Yahoo!ディスプレイ広告の手法は2つあります。
①サーチターゲティング
特定のキーワードを検索したことのあるユーザーに、バナーで配信することが可能です。
キーワードを、競合企業名やその商材名を設定することにより、ターゲティングする。
②競合サイト離脱者リターゲティング
特定のサイト(URL)から離脱したユーザーに配信することが可能です。
その名の通り、競合企業のサイトから離脱したユーザーに対して、リターゲティング配信が可能となります。
また、URLは複数設定可能であり、このコラムで紹介する全手法の中で最も優れたターゲティングとなります。
※注意点としましては、配信するためには、Yahoo!から認定されている一部の広告アカウントのみ利用 可能で、更にYahoo!DMPを保有するしている必要があります。弊社の場合は、いづれも該当しているため、+αで費用が発生せず配信することが可能です。
3.ジオターゲティング
ジオターゲティングとは、特定のエリアを指定して、そのエリア内にいるユーザーへ配信できる手法です。
競合企業の商圏エリア50m以内のユーザーにターゲティングする
通常のネットワーク配信と違い、実際に足を動かして店舗に訪れているモチベーションの高いユーザーへ配信することが可能です。
ただ、2021年1月現在の精度だと、20m~50mあたりは誤差が出ると言われております。
(イメージとしては、Googleマップで起こる位置情報のズレに近いです。)
そのため、配信したくないユーザーへ多く配信していまう事象が発生しますので、個人的に現時点では推奨することはいたしません。
4.Google・Yahoo!リスティング広告
特定のキーワードを検索したユーザーに、その検索結果の下に広告を表示させることが可能です。
キーワードを、競合企業名やその商材名を設定することにより、ターゲティングする。
※ただし、推奨はいたしません。(基本的に広告代理店は推奨はしていません)理由としましては、倫理的観点からです。各社が競合のキーワードを設定することにより、終わらない入札の闘いになってしまうため、各社暗黙の了解で、競合キーワードを設定しないようにしています。
また、メディアも推奨しておりません。万が一、競合企業が自社名のキーワードで配信していた場合は、止める処置も可能です。
さいごに
ご紹介してきたように、競合企業へのターゲティング手法、メディアは様々あります。
いきなり全てを実施することは、予算と工数がかかるため、非効率的になるでしょう。
そのため、その中で「自社にとってどれが一番効率的か」選ぶことが重要になります。
その選ぶ要素としては、自社商材やメイン顧客層との相性だったり、そもそもの効率性(クリック単価やCV単価など)が大事な要素となります。
弊社は、2008年~約12年に渡り、web広告の代理店として、運用型広告の業界を牽引してまいりました。
webプロモーションにおいて、何かお困りのことがありましたら、お気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。
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