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【2020年更新】Googleディスプレイ広告の概要と利用可能なターゲティング

【2020年更新】Googleディスプレイ広告の概要と利用可能なターゲティング

GDN(GoogleDisplayNetwork)の概要

GDNとは、GoogleDisplayNetworkの略称となり、文字通りGoogleが保有するDisplay広告のネットワークになります。その規模は非常に膨大となり、配信面としてはGoogleが保有するGmailやYouTubeに加えて、Googleが提携する200万以上のWebサイトやアプリ面から構成されています。

広告フォーマットの種類

広告フォーマット(バナー/テキスト/レスポンシブ)について

GDNにおける広告フォーマットに関して、大きく分けて下記の三種類があります。

 ・バナー
 ・テキスト
 ・レスポンシブ

バナー広告では基本的に静止画のみ、ウェブサイトやアプリ内に配信されます。PCサイズ及びスマートフォンサイズを含めると、非常に多くのサイズにて入稿可能となりますが、必ずしもこれら全てを網羅する必要はありません。推奨となるサイズを抑えて、入稿規定に遵守したバナーを用意しましょう。

テキスト広告においては、画像の表示はなく、テキストのみが配信されます。見出しや説明文の設定が必要で、それらが配信面に合わせて組み合わされて配信されます。また直近アップデートがあり、より多くの情報を網羅できるようになりました。配信面次第では、テキストの省略等も行われるので、NGの場合は事前に申請が必要となります。

レスポンシブ広告は、サイズ・テキスト・画像等を掲載面に合わせて自動的に調整し、配信する事が可能です。用意すべき画像の本数を最小限にて幅広い掲載面へ配信する事が可能ですが、『画像の両端がトリミングされる/画像内の文字は全体20%以内に抑える』という仕様もあるので、入稿の際には注意が必要です。

各入稿規定及びに推奨サイズなど

①バナー広告

GDNにおける配信可能なバナーサイズは下記となります。
サイズによって掲載面の量に差がありますので、全てのサイズのバナーを用意したとしても均等に配信両が出る事はありませんのでご注意ください。

全サイズを用意するのが難しい方は、まず「300×250」及びに「336×280」を優先して準備する事をおすすめ致します。これらのサイズはPC・スマホ両方への対応が可能であり、配信面が非常に多いサイズなのでGDNの配信効果を判断するのに最適です。

GDNサイズ※2020年8月27日時点

入稿ファイルサイズと拡張子は下記となりますのでご注意ください。
GDNでは、GIF画像での入稿も可能となり、こちらはYahooのディスプレイ広告では配信できないのでご注意ください。

GDN規定

②テキスト広告

ここでは拡張テキスト広告について解説致します。
前述した通り、従来のテキスト広告とは異なり、より多くの情報が網羅され、かつカスタマイズ性が向上しています。今回は拡張テキスト広告における入稿時の必要物を下記にまとめています。
必ず必要な物と任意の物がございますのでご注意ください。

拡張テキスト広告

③レスポンシブ広告

レスポンシブ広告では画像・広告見出し・説明文・会社名・ロゴ等の情報が必要となります。
サイズや文字数規定などは下記の通りです。会社のロゴは任意となり、必須ではないです。
画像はFacebook同様に文字を20%以内に収める必要があるのでご注意ください。
それを踏まえて画像内にはテキストを使用しない広告主も多いです。

レスポンシブ_テキスト

レスポンシブ画像

ターゲティングの種類と利用目的

GDNで可能なターゲティングを目的ごとに表したものが下記図となります。このターゲティングの考え方は一例となりますが、ぜひ参考にご活用ください。特に、『興味・関心』のファネルにおいては、GDNで『人』への配信となるアフィニティ・インテントと、『面』への配信となるキーワード・トピック・プレイスメントがあります。両方の手法を実践して、効果の良い方を検証する事がよいでしょう。

ファネルごとの活用事例

1.基本的なターゲティング

まずGDNにおいて、基本的なターゲティング設定について確認しましょう。
GDNにおいては、地域/デバイス/性別/年齢/子どもの有無/年収が設定可能です。
年齢に関しては18~24歳、25~34歳、35歳~44歳、45歳~54歳、55歳~64歳、65歳以上、不明にて切り分け可能です。性別に関しても男性/女性/不明での切り分けが可能となります。基本的に初期段階では不明層を配信対象から除外すると、配信できない配信面等やリーチできないユーザーなどが生まれてくる為に最初から除外する事は推奨しません。

また、上記に加えてより詳細なターゲティング設定として、配偶者の有無/教育/住宅所有状況においてもターゲティングの切り分けが可能です。教育においては、「現役の大学生」という項目があるので、こちらを利用すれば年齢より精度高く大学生へアプローチする事が可能です。

その他配信する期間設定として、曜日/時間帯での切り分けも可能ですので、土日のみ配信などの設定も自由にカスタマイズが可能となります。

使用目的としては多岐に渡りますが、最も有効な活用法としては『認知拡大』の様な幅広く配信を広げる目的で、男性/女性のみ設定して活用したり、地域だけを決めて配信するケースが多いです。

2.興味・関心・購買意向に対してターゲティング

上記で述べた基本的なターゲティング設定に加えてユーザーの興味・関心や購買意向を元にターゲティングする手法もあります。これらは認知を拡大するという目的だけでなく、商材理解や自社ページへの遷移を目的として、さらに関心の強いユーザーへの配信を重視した場合に有効な手法です。

こちらは前述の通り、大きく分けて二つの種類があります。

『面』へのターゲティング

 ーキーワード
 ートピック
 ープレイスメント

『人』へのターゲティング

 ーアフィニティ
 ーインテント

キーワード

まず、キーワードについては、ユーザーの関連度が高そうなキーワードを設定し、該当キーワードに大して関連度の高いウェブサイトやアプリをGoogleで判断し、配信する手法となります。より柔軟にキーワードやURLを設定する事が可能なので、多種多様な商材に関連する掲載面へ配信が可能です。

トピック

次にトピックについてですが、こちらは広告主側で選択したトピックに関連するプレイスメントへ配信がされます。内容としては、アートやショッピングやスポーツなど多岐に渡り、且つ大カテゴリ > 中カテゴリ > 小カテゴリの三段階で選択する事も可能です。

プレイスメント

プレイスメントは、ウェブサイト/YouTube/アプリというGoogleの保有、または提携するネットワーク内から適切な配信面を一つ一つ選択していく手法となります。選択するプレイスメント量次第ではありますが、キーワード・トピックと比較するとやはり配信ボリュームは小さくなることが懸念されます。

今度は「面」ではなく、「人」を選別して配信を出す手法となります。こちらに関してもいくつかの方法があるのですが、ユーザーの興味関心、習慣からオーディエンスを特定するアフィニティ/カスタムアフィニティと、積極的に調べている情報や立てている計画からオーディエンスを特定する購買意向強/カスタムインテントが存在します。

アフィニティ/カスタムアフィニティ

ユーザーの興味関心、習慣を基にオーディエンスを特定する上記ですが、後述する購買意向強/ライフイベント/カスタムインテントと比較すると配信想定ボリュームとしてはやや大きくなる傾向があります。
アフィニティでは、スポーツ/フード/エンタメ等いくつかのカテゴリから関連度の高い物を選択し、トピックターゲティング同様に大中小の三カテゴリにて設定可能となります。

またカスタムアフィニティにおいては、広告主側で自由にカスタマイズしてオーディエンスリストを作成する事が可能です。オーディエンスリストを作成する際は興味関心(キーワード)/URL/場所/アプリから5つ以上を管理画面上で設定し、それらに関連度の高いユーザーが配信対象オーディエンスとして判断されます。自社製品名や自社サイトURL等も設定可能です。

購買意向強/カスタムインテント

アフィニティ/カスタムアフィニティと比較すると、より購買行動が活発なユーザーへの配信が可能となるのが、購買意向強/カスタムインテントです。これらはアフィニティ/カスタムアフィニティと比較するとやや配信ボリュームが軽減するので注意が必要です。

3.類似拡張とリターゲティング

比較検討ユーザーなどのより『購入』に近いユーザーへの配信を強化したい場合、類似拡張配信やリターゲティングの配信が有効です。

類似拡張/リターゲティングを利用する際はマークリストを作成する事が必要です。類似拡張の場合は、マークリストのユーザーに類似するユーザーへの配信を設定する事が可能です。例えば、CVユーザーのマークリストを作成した場合、そのリストのユーザーのデータから近いと思われるユーザーを判別して配信できます。

また、リターゲティングについては、ランディングページへ一度遷移したが、離脱してしまったユーザーに対して、キャンペーン等の割引タイミングで新しい広告を配信するなどの手法を用いてより購買を促す事ができます。

各ターゲティングの設定方法

設定方法

性別/年齢等の基本セグメント

基本的な設定に関しては、キャンペーン作成画面にて選択する事が可能です。キャンペーンの目的を設置後に、キャンペーンの設定画面の『ユーザー属性』から設定可能です。
その他にも、配信時間帯等の詳細についても設できます。

ターゲティング詳細

キーワード/トピック/プレイスメント

これらのターゲティングはキャンペーン詳細設定の『コンテンツ』タブを開き、キーワードを選択するとキーワードターゲティングの設定画面となります。左側のキーワード部分に関連する掲載面が自動的に選択されます。右側の検索窓にURLを入れ、キーワードを抽出する事も可能です。

コンテンツターゲ

トピック

キーワードターゲティングと同様の画面で、トピックを選択する事でトピックターゲティングの設定画面へ遷移します。自社の製品に対する関連度の高いユーザーを左のチェックボックスから選択する事で設定完了です。

トピックターゲティング

プレイスメント

コンテンツタブから、プレイスメントを選択する事でプレイスメントターゲティング設定画面に遷移します。そこから管理画面上の検索窓へ関連度の高そうなキーワードやURLを打ち込み、Google側で自動的に判別し推奨のプレイスメントを割り出してくれます。

プレイスメントターゲティング

アフィニティ/カスタムアフィニティ/購買意向強/カスタムインテント

広告グループ作成画面から、ユーザータブを開くと、アフィニティ/カスタムアフィニティ/購買意向強/カスタムインテントの設定画面が表示されます。

アフィニティ/カスタムアフィニティ

閲覧 > ユーザーの興味や関心・習慣 > アフィニティカテゴリから、ユーザーの関連度の高いカテゴリを選択する事でアフィニティは設定完了です。

アフィニティ

またカスタムアフィニティにおいては、広告主側で自由にカスタマイズしてオーディエンスリストを作成する事が可能です。オーディエンスリストを作成する際は興味関心(キーワード)/URL/場所/アプリから5つ以上を管理画面上で設定し、それらに関連度の高いユーザーが配信対象オーディエンスとして判断されます。自社製品名や自社サイトURL等も設定可能です。

カスタムアフィニティリスト

購買意向強/カスタムインテント

カスタムアフィニティと同様の画面にて、閲覧 > ユーザーの興味や関心・習慣 > 『ユーザーが積極的に調べている情報や立てている計画』 からカスタムインテント等の設定が可能となります。購買意向強ターゲティングは、アフィニティ同様にいくつかのカテゴリから関連度の高い物を選択し、配信する手法となります。またカスタムインテントはカスタムアフィニティと同様にリストを作成する必要があります。

カスタムインテント

さいごに

今回はGDNの概要と可能なターゲティング及び設定方法の概要についてお伝えさせて頂きました。
これらのターゲティングを活用する事で、Googleプラットフォーム上でより効率的にユーザーとコミュニケーションを取る事が可能です。しかし、いくら細かく初期段階で設定をしたとしても、中々想定通りの配信効率で推移しなかったり、配信が想定より伸長しないというケースは多々見られます。

上記に関しては別のコラムでご紹介させていただければと思います。

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この記事のライター

小山英晃

小山英晃株式会社ハートラス

セールスディヴィジョン

2019年に株式会社ハートラスへ中途入社。2016年よりデジタルマーケティング業界へ身をおき、アプリ/EC/人材等様々な業種業態の広告主を担当。現在はインハウス支援及びにSEOコンサルティングにも従事。

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