Googleタグマネージャー(GTM)でGoogleアナリティクスを設定する方法

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GoogleアナリティクスのトラッキングコードをGTMへ切り替えて設定する際の設定方法です。
1.GTM(Googleタグマネージャ)のアカウント作成
1-1.アカウント作成ボタンをクリック
1-2.アカウント名と国を指定
同じアカウント内で複数のサイトの設定ができます。
複数サイトを運用している場合は、アカウント名は会社名などにし、以下で設定するコンテナでサイトをわけることをおすすめします。
サイトに追加するGTMタグはコンテナごとに発行されます。
1-3.コンテナの設定
- コンテナ名:サイトのURLなどを入れます
- コンテナの使用場所:ウェブを選択
1-4.利用規約の確認
作成ボタンをクリックすると、利用規約が表示されます。
日本語表示はありません(2018年11月時点)
内容を確認し「はい」をクリックします。
1-5.Googleタグマネージャのコードをサイトに追加する
上部の欄に記載されているコードをコピーし、サイトのheadタグ内に追加してください。
下部の欄に記載されているコードはbodyタグの直後に追加してください。
「OK」を押すと以下のようなタグマネージャーの基本の画面が表示されます。
ここまででGTMのアカウント作成は終わりです。
続いて、左側のメニューから「タグ」を選択し、Googleアナリティクスを設定していきます。
2.Googleアナリティクスを設定する
続いて、GTMからGoogleアナリティクスの設定を行います。
設定は主にタグとトリガーをセットで指定します。
Googleアナリティクスの設定をする際には、以下を設定します。
タグ・・・Googleアナリティクス(ユニバーサルアナリティクス)
トリガー・・・ページビュー
2-1.タグを設定
2-1-1.タグを「新規」で作成
2-1-2.タグ名を決める
わかりやすい名前をつけます。
Googleアナリティクスの設定であれば、「Googleアナリティクス」や「設定するGoogleアナリティクスのプロパティID」などにするとよいでしょう。
名前をつけたら、上部の「タグ」欄をクリックし、タグの設定をしていきます。
2-1-3.Googleアナリティクス-ユニバーサルアナリティクスを選択
2-1-4.GoogleアナリティクスのトラッキングIDを指定
以下のように設定していきます。
2-1-5.クロスドメインの場合は以下も設定
設定するフィールド
フィールド名 | 値 |
cookieDomain | auto |
allowLinker | true |
クロスドメイン トラッキング
設定したい複数のドメインを「,」(カンマ)で区切って入力します。
※クロスドメイン設定をした場合、追加で以下の設定もしましょう
- ドメインを表示させる方法( 参考URL https://support.google.com/analytics/answer/1012243?hl=ja )
- 参照元除外リストにドメインを追加( 参考URL https://support.google.com/analytics/answer/2795830?hl=ja )
上記は、Googleアナリティクスの管理画面から設定することができます。
タグの設定は以上です。
続いて下段のトリガーを設定します。
2-2.トリガーを設定
トリガーというのは、上記で設定したタグをどんな条件の時に実行させるのかというタイミングを設定する場所です。
2-2-1.トリガーに「All Pages」を設定
トリガー欄をクリックし、選択肢から「All Pages」を選択し、下記のように設定されればOKです。
以上でGoogleタグマネージャ画面でのGoogleアナリティクスの設定は完了です。
弊社ではKPI設定から、計測の要件定義・設計、改善案ご提示まで、一貫したご支援を実現いたします。
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