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【調査結果】モバイルフレンドリーか否かですでに平均順位に差が発生!~seoClarity社によるモバイル順位・デスクトップ順位調査(2015年3月23日・米国)~

【調査結果】モバイルフレンドリーか否かですでに平均順位に差が発生!~seoClarity社によるモバイル順位・デスクトップ順位調査(2015年3月23日・米国)~

4/21にGoogleはモバイルを重視した検索アルゴリズム変更を行うことを予定しています。
この変更により、モバイルの検索順位に変動が起きるのではないかと見られています。

この変更に先立ち、弊社パートナーのseoClarity社が、昨年11月の順位データをもとにモバイル順位およびデスクトップ順位に関する調査を実施し、先ごろその結果が発表されました。今回のコラムでは、この調査結果についてご紹介いたします。

今回のレポートが、本コラムをご覧のマーケティング担当者の皆様やウェブ担当者の皆様がスマホ対応を進める際にお役に立てば幸いです。

【注】今回の記事内容は、当社と業務提携をしているseoClarity社にて、2015年3月23日に発表を行った調査内容を翻訳・再編集したものです。

本調査結果の要点

モバイルフレンドリーのURLの平均順位は、そうでないURLに対して0.33ポイント良い順位を獲得(※1)
同一キーワードについて、デスクトップとモバイルで5位以内に入るドメインが異なる割合は36.4%にも上り、機会損失につながっている

※1:調査対象24,000キーワードについて、検索結果上位5位を計測し、比較。

調査結果

現在、4月21日に導入されるGoogleのモバイルフレンドリーに関するアルゴリズム変更が話題になっています。これに先立ち、2014年11月Googleは“モバイルフレンドリー”ラベル(スマホ対応ラベル)をモバイル検索結果に対し展開し始めました。

この時から、今回の変更が単なる認定ラベル以上のものかどうかは注目に値すると考えられました。そして、実際に影響が順位にも出てくるのか、私たちは調査を開始しました。

モバイルフレンドリーの平均順位

本調査では、上位5位に入っているデスクトップとモバイルデバイス双方の24,000以上のキーワードを分析しました。ここから、モバイルフレンドリー(スマホ対応)URLは、そうでないURLに対しておおよそ0.33ポイント良い数値であることが明らかになりました。

今回の調査に先行して実施した「モバイルデバイスのCTR調査(※2)」では、1位と2位の差が非常に大きいことがすでに判明しており、非モバイルフレンドリーのページがより一層不利になることが予想される結果となりました。

※2【調査結果】Google検索順位クリック率調査
(2014年seoClarity社調査。クロスフィニティのブログにて日本語訳を公開中。)
http://blog.crossfinity.co.jp/post/110588514972/google-2014

モバイルフレンドリーのドメイン分類

本調査でチェックしたサイトの25%近くがモバイルフレンドリーではない状況でした。

対象サイトの一部は、m.ibtimes.com、m.mapquest.com、m.drugstore.com、m.annalinens.com、m.craftsman.com、そしてm.airforce.comのように、モバイル専用ドメインでした。これらサイトのモバイルフレンドリーテストのデータから、多くの場合ページ上のリンクがあまりにも近くに配置されすぎている点が課題として見受けられました。

そのほか、以下のような課題も見られます。
・テキストが小さすぎて読めない
・モバイルメタビューポイントタグが設定されていない
・コンテンツが大きすぎて画面表示域からはみ出す

また、モバイルフレンドリーでないドメインは、デスクトップ順位と比較して順位が劣る状況が見られました。

私たちはモバイルフレンドリーの意味について繰り返しお伝えしてきています。改めて、モバイルサイトのトラフィックが全体の10%でしかないにせよ、「重要である」とお伝えしておきたいと思います。少なくとも、上位にランクし、流入があるページについて評価を行い、モバイル対応上の問題がないかチェックする必要があります。

また、今回Googleが行うモバイルフレンドリーに関するアルゴリズム変更はページに対するものです。そのため、4月21日以前に全てのページに対して対処できない場合でも、少なくとも優先度の高いページに対して準備しておくことが大切です。

今回のレポートのデータを裏付けるため、Alexa社(※3)による上位1000サイトのリストについて、モバイルフレンドリーの状況を比較調査しました。

結果として、Alexa上位1000サイトのリストを対象とした調査では、約68%がモバイルフレンドリーという状況でした。MSN.comやReddit.com、Dailymotion.comなど、23%のサイトがモバイルフレンドリーではないサイトでした(調査時点)。

モバイルフレンドリーとなっているドメインの平均ページスピードスコアは96以上(100点中)で、これに対しモバイルフレンドリーでないドメインの平均は64.3でした。

Googleは4月21日のアルゴリズム変更にページスピードは含まれないと述べているとはいえ、モバイルに注力しているサイトはページスピードにも注力している点は考慮することが大切でしょう。

※3 米国・カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置くインターネット関連企業。ドメインのアクセス量、訪問者数などのデータを収集・提供している。

検索結果ページの多様性

全体的に見て、デスクトップの検索結果は、同じキーワードセットでのモバイル検索結果と比べ、多様性が高い(ばらけている)状況です。

これは、デスクトップの検索結果で良い順位となったドメインが、モバイルフレンドリーではないためモバイルで上位とならない場合があるためかも知れません。

(上記は、検索結果で上位5位に入っている30,000を超えるドメインについてのユニークドメインの数とデスクトップとモバイル双方に表示されたURLの数を示すグラフです。)

さらに、ランク入りしているドメインにも違いが見られるようです。同じキーワードセットについて、上位5位以内に入っているものを調べると、デスクトップとモバイルで異なる結果となった割合は36%以上に上りました。多くのサイトについて、機会損失につながる場合が多いことがはっきりと言えるでしょう。

Googleが発表したように、4月21日に開始されるモバイルフレンドリーに関する変更は、ペンギンやパンダアップデートよりも大きな影響を及ぼすでしょう。

これに合わせ、弊社ではGoogleの発表により再注目されているスマートフォンSEOのほか、コンテンツマーケティングの取り組み方、コンバージョンを最大化するCROの未来と最新事例をテーマにした大規模なセミナーを5月15日(金)に開催します。

seoClarity社の共同創設者兼チーフアーキテクト ミト・ガンジー氏を始め、海外で活躍する著名人をお招きし、講演を行います。
ぜひ下記をご覧いただき、ふるってご応募ください。

「Cross Forum2015~コンテンツマーケティング・CRO・スマートフォンSEOが繋ぐオウンドメディアの未来~」
セミナーURL:http://www.crossfinity.co.jp/crossforum/

また、本コラムに関連したseoClarity社の記事がSEO Japanに掲載されています。
合わせてぜひご覧ください。

SEO Japan関連記事

「モバイルフレンドリーアルゴリズムの重要性」
http://www.seojapan.com/blog/google-mobile-update-analysis

「Googleのモバイルランキング変更へ対処すべきこと」
http://www.seojapan.com/blog/how-to-respond-to-google-mobile-ranking-change

調査手法

seoClarity社による本調査の方法は下記の通りです。

▼データ対象

・24,000キーワード

・30,000ドメイン

・上位5位の検索結果データ

・Googleモバイルフレンドリーテストデータ

▼データ取得期間

・3週間分(2014年11月8日~11月29日)

【出典】
seoClarity社公開記事
「The Data Says: Mobile-Friendly Ranking Factor is Older Than You Think」
http://www.seoclarity.net/google-mobile-friendliness-data-confirmation-11685/

この記事のライター

CroJa 編集部

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