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【はじめてWEBサイト担当者になった人向け!】ABテストのPDCA ~その1~

【はじめてWEBサイト担当者になった人向け!】ABテストのPDCA ~その1~

前回、ABテストとは?というコラムをお届けしましたが、今回はこのABテスト実施するためのPDCAについて書いてみたいと思います。

※PDCAとは、ある物事を円滑に進める手法の一つで Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4 段階を繰り返すことによって継続的に改善していく手法です。

 

ABテストできるツール

今、世の中にはABテストを実施できるツールがたくさん存在しています。Googleで「ABテスト ツール」と検索するとリスティング広告枠にABテストツールの広告がたくさん表示されています。おそらくこれからもこの手のツールは増えてくるでしょう。

これらのツールを使う事でサイトのABテストを実施する事ができます。
ABテストは継続的に実施することで、CVR(コンバージョンレート)がアップしますし、それによってサイト全体のCV(コンバージョン)が増えていきます。最終的には売上も増加させる事が可能です。

一見、魔法のツールのようですが、実はこの「ABテストを継続的に実施する」ということはそんなに簡単な事ではないのです。

 

ツールを使用する際の悩み

実際にツールを使用した企業のご担当者様などからは以下のようなお悩みを聞きます。

・どんなABテスト(今後、本コラムでは「施策」と呼びます)をやっていいかが分からない。
・どのページで施策をするべきかが分からない。
・実際に自身でツールを使って設定してみようと思ったが、設定方法が複雑で途中で断念した。
・施策は実施したが効果測定の仕方が分からない。
・上司に結果レポートを提出したいが、どのように作成すれば分からない。

などなど、様々なお悩みがあるようです。

継続的に施策を実施するためには多くのリソースを割かなければならないのはもちろんのこと、どのような施策を実施してどのように効果測定してよいかというのが分かりにくいというのも悩みの種になっています。

 

一般的なPDCA

そこで、今回は一般的な施策を実施し続けるためのPDCAをお伝えします。

一般的なPDCAは以下になります。

(1)どのページで施策をするか考える。

(2)どんな施策をするか考える。

(3)施策が実施できるようにツール上で設定する。

(4)施策開始後は日々レポートの信頼度を確認する。

(5)信頼度が一定の基準に達したらチャンピオンを決める。

(1)に戻る

これが基本的なPDCAの流れになります。

それでは1つ1つ具体的に解説していきます。

 

(1) どのページで施策をするか考える

まずは、どのページを施策するかを考えます。
色んな考え方がありますが、CVに貢献しているページを施策することをお勧めいたします。
全くCVに貢献しないページを施策してページが改善しても、元々CVに貢献していないページなのでCV純増にはなかなか繋がりません。
限られたリソースを有効に使うためにもCVに貢献しているページを選びましょう。

ではCVに貢献しているページとはどのようなページでしょうか?
今回は3つのページをお薦めしたいと思います。

1つ目はPVが多いページです。PVが多いページはおのずとCVに貢献している可能性が高いため必ず施策を実施した方が良いページになります。特にTOPページがその代表格です。
何万ページあるサイトでも数百ページのサイトでもTOPページのPVはサイト全体のPVの10~20%になります。(当社調べ)

※PVとは、ウェブサイト内のページが閲覧された回数です。例えばAさんがサイトに訪れてきて10ページ閲覧、Bさんがサイトに訪れて20ページ閲覧した場合、このサイトのPVは30になります。

これだけのPVが集中しているページはなかなかありません。ぜひTOPページの改善を実施してみてください。

2つ目は、CVに貢献しているページを解析ツール探す方法です。
解析ツールを導入していればどのページがどれだけCVに貢献しているかが数値で分かりますので、そこから導き出されたCV貢献が高いページを施策するのも良いと思います。
例えばGoogleアナリティクスを導入されている場合は、「行動」→「サイトコンテンツ」→「ランディングページ」としてCV順に並べ替えると、どのページがCVに貢献しているかが定量的に確認できます。

3つ目ですが、このページは特に施策したいページです。
それは「フォーム」です。
どのようなサイトでもCVの前には必ずフォームを通ります。ですからフォームが少し改善するだけでも大きな成果が生まれます。
ちなみにフォームから完了までの間に離脱するユーザーは平均して70%います。(当社調べ)
つまり30%のユーザーしかフォームから完了に到達していないのです。
仮に1ヶ月に10,000ユーザーがフォームまで到達しているサイトだとCVは3,000です。
もしこの30%の到達率が1.1倍になったら、CV数は3,300となり300純増します。
これは大変大きなインパクトになるはずです。

以上が施策するべき3つのページになります。これら3つのページ(PVが多いTOPページ、CVに貢献しているページ、フォーム、)でまずは施策をしてCVRアップを目指して頂ければと思います。

 

続きは次回

さて、ページが決まったら、次にどんな施策を実施するかを考えなければいけません。
これも絶対にこうしなければいけないという法則はありませんが、お薦めの方法をご紹介したいと思います。

が、少し長くなってしまったので、こちらは次回のコラムでお伝えしたいと思います。

この記事のライター

CroJa 編集部

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