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自社のコンテンツマーケティングを体系化・よりシンプルにしよう

自社のコンテンツマーケティングを体系化・よりシンプルにしよう

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アメリカでは「スプリング・クリーニング(春の大掃除)」として、暖房を片づける時期に大掃除を行う地域もあります。

新年度になり、皆様の中には新たな計画の実施やコンテンツの見直しをされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はそんなときに役立つコンテンツの整理方法について、グローバル・コンテンツ・ストラテジスト パム・ディドナー氏のブログからご紹介します。

クローゼットの整理整頓を毎年の春の大掃除まつりの一部として行っていることもあり、同じ発想を私自身のコンテンツにも適用する必要があることに気づきました。
自社、あるいはあなた自身のコンテンツを制作することは、服を買うことに似ています。既に持っているものを見直さずに、衣装ダンスに服を追加し続けるのは良くないですよね。
持っている服の一部は違う形で着こなすことで、引き続きスタイリッシュに楽しめますが、他のものはただただ時代遅れになり、処分する必要が出てきます。

同じようなことがコンテンツの管理にも言えます。時々Webサイトを掃除しないまま、作り続けてはいけないのです。一部のコンテンツは部分的に更新したり、別の目的に利用するために作り変えたりする必要があるかもしれません。一部のコンテンツ(特に製品に特化した、内容が古くなるようなもの)は、単純に取り下げ・削除することが必要です。加えて、コンテンツが立て続けに出ていくことで良い雰囲気をかもし出し、SEOやリスティング広告の効果を高める一助とすることが必要です。

コンテンツに関する春の大掃除は、必ずしも一人で行うべき仕事ではありません。皆さんが企業で働いている場合、しばしばWeb担当や各専門分野のエキスパート、ペイドメディア、ソーシャルメディア、そのほかコミュニティの管理者が含まれるような、チームでの取り組みが必要です。ギリギリになってチームを集めることは、特にメンバーがいつも忙しく目の前の作業にかかりきりの場合、大変です。年間の編集スケジュールにコンテンツの春の大掃除を組み込む一番の方法は…皆に予めもうすぐ行われることを知らせることです!

それでは、実施する際に役立ついくつかのステップをご紹介しましょう。

・コンテンツの整理整頓は編集計画の一部です

編集カレンダーにコンテンツの春の大掃除を加え、実施しましょう。必ずしも春である必要はありません。年間計画が始まる前、あるいは長い休みや製品の販売開始の後に行うことが理にかなっているケースもあります。また、自社の繁忙期に当たらないように気を付けましょう。

・デジタルマーケティング、またはウェブマーケティングチームと連携しましょう

ウェブチームは特定のページや製品サイトを書き換えたり更新するスケジュールカレンダーを既に使っているかもしれません。彼らの取り組みに参加しましょう!

・編集カレンダーについて、2~4週間の時間を取りましょう

関係するメンバーが作業するのに必要な時間を見込みましょう。しかし、ウェブ担当者や各分野のエキスパートがかかりきりで2~4週間かかる、ということではありません。一般的には1日3~8時間ほどになるでしょう(どの程度のページを見直すかにもよりますが)。

・フォローアップ、フォローアップ、さらにフォローアップ

キックオフや確認メールを送る際に、テンプレートを使うと簡単です。下記のテンプレートのようなシンプルなものでもいいしょう。また、様々な情報源から転記せずとも情報が一本化されるよう、フォームスタック(Formstack)のようなソリューションを使って、各自で情報を入力してもらうこともできるでしょう。

※フォームスタック…米国Formstack社の情報入力フォーム・アンケート作成ツール。これにより各部署のニーズなどの集約を図ることができます。

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・書き換えや更新に2~4か月をかけましょ

フィードバックを得ることは非常に簡単です。さらに自社サイトからコンテンツを削除することも、とてもたやすいことでしょう。難しいのは入れ替え用のコンテンツを探したり、新しい製品情報にコンテンツを更新することです。

そのため、コンテンツに関する計画の中で、これらの項目に優先順位をつける必要もあるのです。コンテンツの更新が簡単な場合もあるでしょうし、更新のためには予算と人手が必要な場合もあるでしょう。

コンテンツの整理は定期的に行うことが必要です。この作業はコンテンツマーケティング担当者やウェブ担当部署が主導することになるでしょう。あとはその時間を確保して“行動あるのみ”です。

個人的なメモ:私自身の春の大掃除リストは屋根や雨どい、窓やカーペットクリーニングに始まって、各部屋のモノを捨てることに至るまで、非常に包括的なものになっています。
この数年間、私はファイルの削除や携帯やタブレットやPCの写真の整理などデジタル版春の大掃除も行っています。私の春の大掃除はうっかりすると秋までかかりそうです。やれやれ…


いかがでしたでしょうか。
今後このコーナーでは、パム・ディドナー氏のコンテンツマーケティングに関する記事もご紹介していきます。どうぞお楽しみに。

本原稿は、パム・ディドナー氏のサイト(http://www.globalcontent.marketing)に掲載のブログ記事「Spring Cleaning: Organize & Simplify Your Content Marketing」を許可を得て翻訳・再構成したものです。
パム・ディドナー氏はこのほか、著書” Global Content Marketing”なども執筆されています。ぜひ合わせてご覧ください。



この記事のライター

パム・ ディドナー氏

パム・ ディドナー氏

グローバル・コンテンツ・マーケティング・ストラテジスト

元Intelのグローバル統合マーケティングマネージャーとして、Intel社の企業向けプロダクトリリースやグローバルでのマーケティング・キャンペーンなど、グローバルでの企業向けマーケティング戦略の立案・進行管理を担当。
ローカルニーズにも適合したグローバルなマーケティング・プランを作ることに成功したエキスパート。自身のウェブサイトにおいてマーケティングの考えを発信し、ガーディアン、Relevance.com、ハフィントンポストなどのメディアにも寄稿。
著者「Global Content Marketing」は、inc.誌により「2014年を代表するマーケティング書籍10冊」の1つに選定されている。

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