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Google検索インデックスがモバイルファーストへ    (SEOでモバイルファーストが意味するものとは?)

Google検索インデックスがモバイルファーストへ    (SEOでモバイルファーストが意味するものとは?)

先日Googleがモバイルファーストインデックスの導入に関する発表を行いました。

今回は弊社が業務提携をしているseoClarity社共同創設者兼チーフアーキテクト、ミト・ガンジー氏の記事から、SEOで重要となるポイントをご紹介します。

Googleでモバイルインデックスがメインとして使用され、デスクトップ版よりも高頻度で更新されるようになると予測している人々がいます。

そして、このことはSEOを取り巻く状況全体が、数か月かけて変化していくことを意味しています。

1つには、インデックス全体がモバイルファーストになるため、私たちはモバイルの最適化を真剣に受け止める以外になす術がない、ということです。

今回はモバイルファーストインデックスについてお話するとともに、将来的にSEOにどう影響するのかについても見ていきたいと思います。

その前に、まずいくつかの事実確認をしっかりとしていきましょう。

Googleは「モバイルファースト」アプローチを何回か進めてきています。

2年ほど前、Googleはモバイルフレンドリーなページを表示するようになりました。そして、アルゴリズムに対してモバイルフレンドリーアップデートを実施しました。有名な「モバイルゲドン(mobilegeddon)」です。

最近も、モバイルユーザーの利便性を改善するため、Googleはインタースティシャル広告(※)に厳しい対処を取るという方針を発表し、Googleアドワーズで新しいレスポンシブ広告の導入を発表しました。

※インタースティシャル広告:検索エンジンからページに移動した際、あるいはページ閲覧中に、コンテンツを覆い隠すように表示されるポップアップなどの広告のこと。

そしておよそ1年前、Google ゲイリー・イェーシュ氏は、私たちが間もなく目にする変更に、それとなく言及しています。

◆ゲイリー・イェーシュ氏のツイッターより

”私たちがモバイルについて異なるインデックスを作るつもりがない、とは考えないでほしい。まだ実験を行っている段階だが、それは起こりうるものだ。”

(参考:https://www.seroundtable.com/google-mobile-only-index-again-20965.html)

なぜモバイルファーストインデックスなのでしょうか?

1つには、モバイル経由のトラフィックが重要性を増してきているからです。

きっと皆さんのサイトでも見られることだと思うのですが、おそらくモバイル経由のアクセスが自社サイトへの流入の主要な割合を占めていることでしょう。同様のことが多くのウェブサイトでも起こっています。

そしてモバイルからの流入の増加は、検索インデックスに関してGoogleがモバイルユーザーを優先的に扱うきっかけとなるものでした。

この変化は皆さんにとって何を意味するのでしょうか?

この変化が検索におけるサイトのパフォーマンスに与える影響について、私たちはまだ全貌を充分に把握できていませんが、一つ言えるとすれば、以下のような内容です:

もし自社のウェブサイトの状況を維持したいのであれば、まずサーチビジビリティについて改善を行い、サイトをモバイルフレンドリーなものにする必要があります。

もし皆さんがあまり詳しく把握できていないところがある場合は、以下のような方法で確認するとよいでしょう:

Googleのモバイルフレンドリテストを実施する

 Chromeの“モバイルデバイスエミュレーター”を利用する

自社サイトを開き、【その他のツール】メニューから【デベロッパー ツール】を選択し、

をクリックします。(デフォルトでは有効になっています)。

スクリーンサイズまたはデバイスを上部のオプションから選択することができます。

Google Search Console アカウントで-「クロール」-「Fetch as Google」を使用し、Googleのクローリング状況や自社のモバイルページの表示状況について確認する

ヒント:ドロップダウンメニューから[モバイル:スマートフォン]を選択していることを確認してください。

これにより、あなたのウェブサイトがどの程度モバイルユーザーに対応しているかを知ることができます。

自社サイトがモバイルフレンドリーでない場合はどうすればよいのでしょうか?

あなたのウェブサイトが一定水準に達していない場合、またはウェブサイトの移行中である場合は、次のようなやり方が考えられます。

1.レスポンシブ・デザインにする。

レスポンシブなウェブサイトでは、同じURLで同じHTMLソースコードとコンテンツを提供します。 ただし、レイアウトは画面サイズに合わせて調整されます。

2.自社サイトのモバイルフレンドリーなコンテンツを別途用意する。

モバイル専用のウェブサイトは、最小限のデザイン、リンク、およびコンテンツによって構成されます。 モバイル専用バージョンは通常、異なるURLで提供されます。 ダイナミックサービングを使用することで、同じドメイン上に異なるHTMLとCSSを表示することもできます。

3.最後に、スマートフォンアプリが立ち上がるようにすることも可能です。

アプリは、デスクトップ版やモバイル版に比べてはるかに優れたコンバージョン率を提供します。 しかし、これは、ファンの多い比較的大規模なウェブサイトに適した方法です。レスポンシブウェブデザインでサイトを作成することは、おそらく最も簡単で最も経済的な方法です。 WordPressやJoomlaのようなCMSを使用している場合は、レスポンシブテーマを使用するだけです。

自社のウェブサイトが既にレスポンシブの場合、どうすればよいのでしょうか? 

レスポンシブであったとしても、さらにモバイルフレンドリーであることを確認する必要があります。

ご存じの通り、レスポンシブウェブデザインには多くの誤解があります。

ウェブサイトが異なる画面サイズに調整されただけでは、モバイル向けに最適化されていることにはなりません。

レスポンシブサイトがモバイルインデックスの基準を満たすために行うべき項目は次のとおりです。

・ウェブサイトがモバイル端末で高速に読み込まれるようにします。

・ページサイズとJavaScriptを最小限に抑えます。

・メインのコンテンツをページ上部に置き、アクセスしやすくします。 ユーザーは、探しているものを見つけるためにスクロールしなければならない状況を好みません。

自社において、別のモバイルサイトがある場合、どうすればよいのでしょうか?

 デスクトップユーザー向け、モバイルユーザー向けの2つのサイトに対応する場合は、それぞれのサイトにトラフィックが適切に振り分けられていることを確認する必要があります。

すべてのリダイレクトが適切に行われているかどうかを確認し、ウェブサイトの内容が正しくユーザーに表示されているかどうかを確認します。

また、モバイルページがGoogleによってクロール、インデックスされていることを確認してください。

・モバイルページには、ターゲットユーザーに表示したい全ての内容が網羅されている必要がある一方、可能な限り読み込みを軽くする必要があります。

・モバイルページに内部リンクと構造化データマークアップがなされ、関連するバージョンのサイトにリンクされていることを確認します(例:特定の情報についてモバイルユーザーにデスクトップ版の内容を表示していないか、など)

・AMPの使用を検討してください。

モバイルファーストインデックスが外部施策に与える影響とは?

 現状、私たちはこの分野についてどうすべきか、あまり多くの情報をつかんでいません。

新しいインデックスがどのように機能するかはまだ不明です。 プライマリインデックスとなるのか、モバイル検索のみを対象とするインデックスとなるのかもはっきりとは分かりません。
デスクトップのみのインデックスはどうなるか、これもはっきりと言えない部分があります。

しかし、私はSEO外部施策のほとんどの内容は変わらないのではないかと考えています。

例えば、リンクは依然として非常に重要なオーソリティのシグナルを提供すると思われます。

またGoogleはモバイルユーザーへ向けた新しいランキングシグナルを導入するかもしれません―例えば新しいモバイルエンゲージメントに関するシグナルなど。

残念ながら、それらを把握するにはもう少し時間がかかることでしょう。

出典:

GOOGLE SEARCH INDEX GOES MOBILE-FIRST (AND
WHAT IT MEANS TO SEO)

http://www.seoclarity.net/google-search-index-to-go-mobile-first-and-what-does-that-mean-to-seo-15815/

なおクロスフィニティでは、日々、蓄積している情報を分析し、また海外の提携企業から最新情報を入手しながら、お客様に最適な手法を提供してまいります。

この記事のライター

K.S

K.S

グローバルビジネスディベロップメントオフィス

2014年クロスフィニティ入社
十数年に渡りIT・Webに関わるBtoB
ビジネスのマーケティング・コミュニケーションに従事。
現在はseoClarityの製品担当として、製品のローカライズや導入サポートを推進。
日本のお客様のエンタープライズプラットフォームの導入・活用を支えている。

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