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SEOのためのキーワード調査方法~エンタープライズガイド

SEOのためのキーワード調査方法~エンタープライズガイド

人はある課題を認知し、解決策を求める時にキーワードを使って検索します。

 

ユーザーが使用するキーワードの検索ボリュームとその意図は、潜在顧客として彼らがどれくらいのバリューを持っているかを示しています。

あなたが彼らをターゲットとするつもりなら、上記の2点に注目するべきでしょう。

 

Googleでは、Google AdWordsユーザー向けにキーワードプランナーと呼ばれる無料のツールを提供しています。

これはキーワードフレーズ(キーワードのグループ)の毎月の検索量を見積もるツールです。

また、潜在的なターゲットをより見つけやすくするためのキーワード提案も行えます。

 

しかし、seoClarityユーザーならResearch Gridデータベース内でこのデータをレビューすることができます(しかも2億5000万以上の用語で!)。

検索ボリューム値は、データベース内の検索結果順位データをオーバーレイして、任意のWebサイトへのトラフィックを促進する上位キーワードのプロファイルを構築し、キーワード調査ツールの機能を1つのインターフェースに統合しています。

 

これを使用したキーワード調査法を説明する前に、よくある質問にお答えしましょう。

 

正確なキーワード調査にはどのくらいの時間がかかりますか?

よく聞く質問ですが、プロセス完了までに数時間を要すると考える人は多いです。

幸いなことに、そこまでの時間はかかりません。

正しいキーワード発見までには多くのステップがありますが、強力なキーワード調査ツールを使用すれば、比較的短時間で完成させることができます。

 

なおほとんどの場合、1回のセッションでキーワードの全体像を構築することはできません。

代わりに、目標に合わせて、特定のシードキーワードを調べることに重点を置いています。

 

とは言え、このようなプロセスを完了するためには少なくとも2〜3時間は必要になります。

 

なおほとんどの場合、1回のセッションでキーワードの全体像を構築することはできません。

代わりに、目標に合わせて、特定のシードキーワードを調べることに重点を置いています。

 

とは言え、このようなプロセスを完了するためには少なくとも2〜3時間は必要になります。

 

キーワード研究のワークフロー:SEOの新しいキーワードをどうやって見つけるか?

ステップ1:可能な限り広範囲のキーワードリストを作成します。

はじめに、できるだけ大規模なキーワードリストを作成する必要があります。その方法は 次のとおりです。

 

最初のステップは、検索結果上で競合するすべての企業を見つけることです。

seoClarityは自社と競合する他社ドメインの包括的なリストを作成します。

ワークフローにおいては、市場機会を確実に捉えるために、最大50社の競合企業を選択することをお勧めします。

 

 

競合他社のランキングデータを示すseoClarityレポート

 

競合他社がランクインしているすべてのランキングキーワードを検索します。

競合他社リストの中で、自社が競うべきすべてのランキングワードを見つけてください。

これは、Research Gridから競合他社のドメイン全体を検索し、ランク付けされているすべてのキーワードを収集して競合他社の検索ランドスケープ全体にアクセスすることで行えます。

 

もし競合他社が順位トップを得ているワードにフォーカスするならば、競合相手のキーワードリストをフィルタリングすることでこれをなしえます。

ここでは、1ページ内に表示され、順位が1 – 10位のキーワードのみを選択しました。

競合他社のリサーチビュー内でドメインをクリックした場合の代替ビューを以下に示します。

 

競合他社のデータを比較して、ターゲットにするべき最も関連性の高いキーワードを見つけることもできます。

ステップ2:自社のシードキーワードをリストアップしましょう。

シードキーワードは、ブランド名のような自社特有の単語ではなく、一般的に使われる製品、カテゴリ、業界などを説明するフレーズです。

顧客に自社のサービス・商品を伝えるためのワードともいえます。

 

たとえば、会社の事業計画などのビジネス文書から見つけることができます(多くの販売資料には、製品の説明とそのポジションも含まれています)。

 

現在のランキングとトラフィックデータもシードキーワードの特定に役立ちます(たとえば、Search Analyticsを使用して、ブランド名が含まれないキーワードがトラフィック数上位に位置していることを確認するなど)。

シードキーワードを表示する検索分析機能

 

次に、シードキーワードのバリエーションを特定します。検索分析の詳細を確認して、次の点を確認します。

・ビジネス文書で見つけたフレーズのバリエーション

・シードキーワードに関連する、より長いフレーズ

最後に、シードキーワードに関連するすべての用語を調べてください。

キーワードについての追加情報を明らかにすることで、検索ボリュームが多い関連用語が、検索エンジンが下記2点を決定するのに役立ちます:

 

1.ページのトピック。検索エンジンがあなたのトピックをよりよく理解するのに役立ちます。

2.検索の背後にあるユーザーの意図。ページ上の関連キーワードを分析することによって、Googleは、ユーザーがなぜ特定の検索を行ったのか、そのクエリに対してどのような情報が配信されるべきかを判断できます。

 

これはトピックエクスプローラを通じて行えます。

トピックエクスプローラでは、シードキーワードをトピッククラスタに変換できます。

シードキーワードから始めて、特定のトピックに焦点を合わせるために結果を絞り込みます。

 

Googleは時間をかけて、完全一致キーワードにフォーカスすることからトピックベースの検索に移行してきました。

その結果、特定のフレーズではなく、フォーカスするトピックを特定することがより重要になりました。

たとえ自社サイトのフレーズがユーザーの検索クエリと完全に一致しない(多少異なる)でも、検索エンジンは「同じ意図を持っている」と認識するでしょう。

 

実際にどのように機能するのかを見てみましょう。

トピックエクスプローラを使用して、「浄水器」という用語に関連するキーワードを調べます。

ツール上で、1000を超える関連キーワードがあることがわかります。

 

 

次に、トピッククラスターでそれらをグループ化することで、リストを約半分に減らすことができます。

ここから、「携帯用」、「水道」、または「蒸留」に関して高いバリューチャンスがあるかもしれないことが発見できます。

このように、大規模なキーワードリストには、バリエーションに富んだシードキーワードが含まれる可能性もあります。

 

ステップ3a: 関連性を判断するために「Wisdom of the Crowds」を使用してください

前の2つのステップで、a)大規模なキーワードセットを作成し、b)製品またはサービスを最もよく表すフレーズを特定できました。

いったん、ここで調査を止めることもできます。あなたのニーズや業界にもよりますが、すでにターゲットとする潜在的なフレーズをいくつも入手できたかもしれません。

しかし、問題もあります。自分だけでデータを処理するというのは、単一の観点からトピックに取り組んでいるということにつながります。

 

しかしながら、ユーザーは異なった解釈でトピックを捉えるかもしれません。

またその解釈を説明するために、違うキーワードを使うかもしれません。

そしてそのワードは、現在のキーワードリストではカバーされていないかもしれません…。

 

したがって「Wisdom of the Crowds」を用いたアプローチで、キーワードを確かめる必要があるといえます。

 

Wisdom of the Crowdsとは何でしょうか?

Wisdom of the Crowdsは、ユーザーと業界についての集合的な知識を利用して、キーワードの背景をよりよく理解できるようにします。

 

例えばあなたのシードキーワードについて。自社の事業計画やトラフィックデータなど、内部データのみに基づいてシードキーワードを見出したとします。

ところが、自社のサービスや商品を説明しているワードが他にも多く存在する可能性があり、あなたがそれらを知らないだけだったらどうでしょう。

しかも、競合他社がいます。彼らの戦略を分析することは、あなたが見逃した様々なキーワードを取得するチャンスともいえます。

 

競合他社データのキーワードチャンスを示すビジュアル

 

Wisdom of the Crowdsを使って新しいキーワードを発見する方法

ステップ1で作成したキーワードリストから、少なくとも2つ以上の競合他社がランク付けされているフレーズを特定します。

優れた機能を持つWisdom of the Crowdsアプローチを使用することで、大規模なキーワードリストを関連性に合わせて簡単に変更できます。

 

または、コンテンツギャップを活用して競合他社のキーワードをすべて見つけ出します。 

リストに競合だけでなく自社のドメインも含めて、Updateボタンをクリックしてください。

プラットフォームはすべてのドメインを、リストに含めた自社ドメインと比較します。

その後、一般的なキーワードと各ドメインのみでランク付けされているキーワードに関するレポートを取得できます。

競合他社のデータからのキーワードチャンス

 

このプロセスでは検出されたすべてのキーワードが一覧表示され、競合他社がランク付けされているフレーズの関連リストを検索できます。

共通のワードのみを含めるように選択することも、ランクに含めたくないワードを選択することもできます。

※少なくとも年に1回は上記の手順を実行することをお勧めします。もし変動が大きい業界で働いているなら、6ヵ月ごとに行うことを推奨します。

次のステップでは、あなたが発見したこれらのワードの優先順位を決めます。

キーワードの検索ボリュームを評価します。

seoClarity内の検索ボリューム機能を使用して、検索ボリュームが最も大きいトピックを見つけます。

さらに各キーワードのクリック単価をマッピングします。

入札単価が高いものを探し、フレーズの収益性が高いことを確認します。

PPCデータに基づいて、トランザクション性の高い用語を示すキーワードのリスト

 

 

次に、それらのフレーズをあなたが表示したい順位に合わせて確認します。

11〜40桁目の順位を見てください。

これくらいの順位のキーワードなら、1ページ目に移動するのに必要な作業が少なくなるため、実際の価格は低くなります。

 

キーワードの難易度を評価します。

キーワードの難易度指標を使用すると、フレーズの競争力を理解できますが、下記のような2つの方法があります。

 

・どのトップキーワードに最初に取り組むのかを優先する

・キーワードセットの中で「将来性が期待できるもの」を見つける

 

そしてキーワードリストのキーワード意図を分析します。

クリック単価が高いほど、そのフレーズはよりトランザクション的になる可能性があります。

また、どんな単語を含んでいるかも見てください。

「How to…」や「where」、「location」などの用語は「どうやって」「どこにあるか」などのユーザー意図を含んだワードと言えます。

 

ステップ3b:機械学習を使用して、長いキーワードリストをトピックに変換

キーワードの関連性を評価できるのは、Wisdom of the Crowdsだけではありません。

機械学習を利用して、GoogleのSERPに関する洞察を見ることもできます。

 

たとえば、トピックエクスプローラを使用すると、キーワードの全体像を分析して、キーワード検索ユーザーに関連する情報を探していきます。

さらに、この情報が視覚的に表示されているため、関連するトピックを詳しく調べることができます。

トピックの1つがさらに拡張されると、次のようになります。

各スポークに関連付けられているキーワードのリストにはいつでもアクセスできます。

 

 

このような洞察があれば、特定のシードキーワードが検索結果に表示されるための関連性の高いトピックを識別できます。

ステップ4:キーワードを整理して優先順位を付ける

上記の手順を実行した場合、おそらく、自社の製品、サービス、業界、地域などに関連するフレーズの包括的なリストが見られます。

それらに優先順位を付け、どのフレーズを最初にターゲットにするかチェックします。

また、どのキーワードが他のキーワードよりも早く結果を出せるかもわかります。

 

次に、それらをターゲットにした戦略を策定するため、フレーズを整理する必要があります。

 

キーワードを既存のコンテンツにマッピングします。

すでに持っているコンテンツの量によっては、そのうちいくつかは新しく発見したキーワードに関連したものであったりするでしょう。

そのため、最初のステップとして、既存のページ、ブログの投稿、その他のアセットを関連性のあるキーワードにマッピングします。

 

また、キーワードとそのランディングページの目的を検討してください。

サイト戦略とキーワードターゲットを決定するためのサンプルキーワードマップ

 

トピックをクラスター別に整理します。

トピッククラスタと一緒に関連情報を収集することで、自社ドメインのランクが上昇する手助けになります。

 

自社の資産の中に、すでに多くの潜在的なクラスターを持っていると想定しましょう。それらを識別するために、キーワードをトピックカテゴリでグループ化します。

クラスターにすでにあるコンテンツアセットと、完成させるために何を開発する必要があるのか​​がすぐにわかります。

 

おわりに: カスタマージャーニーの段階に優先順位をつける

検索結果での表示に成功するには長期的な考え方と持続性が重要です。

 

そのため、単に販売に集中するのではなく、販売の検討を始めたばかりの人から購入先を積極的に探している人まで、カスタマージャーニーのあらゆる段階で顧客を引き付けるように努力します。

 

・たとえば、キーワードを調べるときは、リストを意図的に絞り込むこともできます。

次に、トランザクションのセグメントだけでなく各セグメントのキーワードを優先します。

・コンテンツをキーワードにマッピングする際には、購入サイクルの早い段階でユーザーが使用するフレーズも検討してください。

また、そのコンテンツをトピッククラスタに含めましょう。

・情報キーワードを無視しないようにしましょう。

将来的に顧客になる可能性があるユーザーを引き付けられるかもしれません。

 

※本記事は弊社と業務提携している米国seoClarity社のブログを翻訳し記載しております。

How to Do Keyword Research for SEO An Enterprise Guide

https://www.seoclarity.net/blog/keyword-research

 

この記事のライター

CroJa 編集部

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