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調査研究:米国、検索エンジンの実質トラフィックシェア

調査研究:米国、検索エンジンの実質トラフィックシェア

背景

最近、いくつかのクライアントから、さまざまな検索エンジンの重要性について質問がありました。

Bing、Yahooなどトラフィックの減少を心配する人もいれば、DuckDuckGo、Google画像検索などがどれだけ急速に増えているのか知りたいという人もいました。

トラフィックの次の大きな転機を年初に考えることは、当たり前のことです。

GoogleやYouTubeにかかわらず、検索エクスペリエンスの開始場所に関係なく最適化に重点を置いているため、この質問が私たちの好奇心を刺激したのは当然のことでした。

チャレンジ

検索エンジンのマーケットシェアレポートのクイック検索によると、それらのほとんどすべてが何らかの方法で監視されているユーザーパネルまたはサイトにインストールされているピクセルのいずれかです。

この分野の企業はいくつかの素晴らしいデータを持っており、データに基づいていくつかの優れた研究を行っています。

私たちが見逃していたのは、検索エンジンが私たちのクライアントサイトと同様のサイトに対してのリアルなトラフィックです。

最近の調査によると、Google画像検索からのトラフィックが5%ある場合、Google画像検索がGoogle.comに次いで2番目に大きな検索トラフィックとなります。

これは途方もないトラフィック量があるといえます。

しかし、Google画像検索が他社と比較して実際のトラフィックが約2%であることを知っていれば(実際のデータはもっと下回っています)現実的な期待値と捉えることができます。

seoClarity

seoClarityは大量のデータを保有しており、私たちのクライアントの多くは完全に匿名化され要約したデータの提供に同意し分析に貢献していただいています。

実質の検索エンジンの市場占有率 – 2018年

以下の分析は、200以上の企業と2018年だけのオーガニック検索による10億以上のクリックに基づいています。

データセットと方法論の詳細については、一番下にジャンプしてください。

エンジン別実質トラフィックシェア

出典:200以上の企業サイトからの2018年の米国検索エンジンデータと10億以上のクリックによるseoClarity研究

ツリーマップ:

出典:200以上の企業サイトからの2018年の米国検索エンジンデータと10億以上のクリックによるseoClarity研究

 

このグラフで驚きはありません。

Googleがトラフィックを促進するための主要なエンジンだからです。

要点:

BingYahooの合計で、クライアントサイトへのトラフィックの7%弱を占めています。
個人的には、Bingのランキングを追跡することに疑問を投げかけます。

もし私がクライアントへ提案するなら、キーワードのサブセットを追跡することを薦めます。

DuckDuckGoは信じられないほど少ない割合のトラフィック(0.02%)です。
DuckDuckGoの検索はなんらかの違いがあるのでしょうか?

他の検索エンジンと比較して、商用目的のクエリに対して、情報を機密にしているのかもしれません。

また、DuckDuckGoが検索ユーザーのプライバシーを重視していることを考えるとトラフィックが少ないことも納得できるかもしれません。

しかし、ここにはGoogle画像検索が表示されていません。

昨年6月、GoogleはGAのOrganic SearchセクションにGoogle画像検索を独自の「ソース」として追跡するようにアップデートすることを発表しました。

残念ながら、この後すぐに更新と取り消しが行われました。

Google画像検索のトラフィックが取れる計測ツールは、Google Search Consoleのみとなります。

実際のトラフィックシェアは年々変化

これは私にとって最も興味深い研究の1つです。

2017年と2018年を比較した場合の各検索エンジンからのトラフィックの変化率は次のとおりです。

出典:200以上の企業サイトおよび10億以上のクリックからの2017年と2018年の米国のトラフィックデータ比較によるseoClarity調査

 

平均して、Bingは2017年に比べて約9%少ないトラフィックです。

Yahooはなんと30%、Ask.comは18%減少しています。

その年、Googleはすでに驚異的な91%のトラフィック率を93%に拡大しました。

重要ポイント

Bingトラフィックが減少していると感じますか?

もしそうであればあなたは間違った考えをしているかもしれません。
あなたがBingとYahooからの減少を見ているなら、あなたのサイトがBingからのトラフィックが9%減少したことより、サイトのパフォーマンスが向上しているか確かめるために上記をベンチマークとして使ってください。

あなたのサイトがGoogleでうまくいっていて成長しているならば、私は他の検索エンジンのトラフィックを改善するために対策することをお勧めしません。

デバイス別の実トラフィックシェア

Googleモバイルファーストインデックスへの移行は、データによって十分に裏付けられています。

これは2018年のデバイス別のトラフィックです。

出典:seoClarity調査、2018年の米国Googleのデバイスごとのトラフィックデータ(200以上の企業サイトおよび10億回以上のクリック)

 

Googleからのトラフィックの64%がモバイルを介しています。

これはGoogleのAndroidプラットフォームの強さと、モバイルのデフォルトの検索エンジンであるAppleとの提携も反映した数値です。

Bingのトラフィックデータは、Googleとは対照的です。

圧倒的にPCのトラフィックがモバイルを上回っています。モバイルで検索するユーザーにとって検索手段としてBingは事実上候補に入っていないと言えるかもしれません。

出典:seoClarity調査、2018年の米国Bingのデバイスごとのトラフィックデータ(200以上の企業サイトおよび10億回以上のクリック)

 

それでも、驚くべきことに、Bingのタブレットトラフィックの割合はモバイルと同等の割合です。

これは、MicrosoftのSurfaceのトラフィックによるものと思われます。

デバイス別の年間実質トラフィック

デバイス別のトラフィックは次のように変わります。

出典:2017年および2018年のseoClarity調査。200以上の企業サイトおよび10億回以上のクリックによるデバイス別のGoogleトラフィックデータ

 

Googleの検索総数は増加しましたが、モバイルからのトラフィックの割合は急速に増加しています。

このデータは、Googleにとってモバイルの重要性が増していることを裏付けています。

そのため、デスクトップやタブレットのトラフィックが減少しても利益がもたらされているのは当然のことです。

一方、Bingは、2017と2018年でどのデバイスもそれほど変化ありません。

また、モバイルにおけるトラフィック改善があまり進んでいないことを意味しています。

出典:2017年および2018年のSeoClarity調査 – 200以上の企業サイトおよび10億以上のクリックからのデバイス別Bingトラフィックデータ

 

Google画像検索の質問に戻る

AnalyticsデータでGoogle WebとGoogle画像検索の内訳が見つからないため、Google Search Consoleから同じ200以上のドメインのデータをまとめました。

Web、画像、ビデオの表示回数とクリック数の内訳は次のとおりです。

出典:200を超える企業サイトおよび10億以上のクリックからのデバイスによる米国トラフィックデータのseoClarity調査

出典:200を超える企業サイトおよび10億以上のクリックからのデバイスによる米国トラフィックデータのseoClarity調査

 

表示回数のうち最大12%がGoogle画像検索ですが、クリック数は1%未満です。

CTRの違いは大きいです。

以下はGoogleのCTRから算出したチャートです。

 

重要ポイント

画像検索では、非常に多くのインプレッションが発生しますが、企業・ブランドサイトへのトラフィックはそれほど多くありません。
私の仮説では、画像検索の背後にある検索意図は、ウェブ検索に比べてはるかに多く、直接行動の意図からは遠いということです。

ウェブと画像検索でCTRが20倍の差異があることからも説明できます。

画像検索関連のイノベーションが予想される
画像ランクトラッキングサービスでは、特にGoogle画像検索の進化による最新の更新情報が多数見られます。

例えば、画像表示ボタンの削除、商品画像の価格設定および在庫情報の追加などです。

Google画像検索の革新により、多くの検索者をクリッカーに変換するためのより明確な道筋が生まれる可能性があります。

他社の研究との違いと類似点

私たちの研究はStatcounterからのデータと最もよく一致しているように思われますが、これは驚くことではありません。

彼らの方法論はウェブサイトのピクセルに基づいて訪問者を追跡することです。

違いがあるのは、おそらくサイトの構成にあります。

私たちはブランドと企業に焦点を当てています。

 

それがJumpshotからのデータに関しては、いくつかの類似点がありますが、いくつかの大きな違いもあります。

それらのデータは主要な検索エンジンとしてGoogle画像検索、YouTubeとAmazonを示していますが、seoClarityのリアルトラフィックデータはYouTubeやAmazonが重要なトラフィックソースと捉えていません。

あなたは不思議に思うかもしれません、またどれが良いか迷うかもしれません。

 

答えは…両方です。

 

JumpshotのデータとseoClarityはどちらも異なる見方を提供します – 検索 vsトラフィック – seoClarityのデータはJumpshotのデータに含まれる可能性があるもののターゲットサブセットという同じ指標の2つの要素です。

私たちの方法論は実際にトラフィックに正確に基づいています。

このアプローチの欠点は、検索先が提供するデータを実際には見ていないことです。

Googleの画像検索、そしてもっと正確にはYouTubeとAmazonについて考えてみてください。

Jumpshotのデータによると、これらのサイトは巨大な目的地です。

私たちのデータは、それらがトラフィックの大きな要因ではないことを示しています。

興味深いことに、これらの検索エンジンは検索の大きな目的地になることができてもサイトへのトラフィックをあまり増やすことができません。

検索ユーザーはそこで提供されている画像/ビデオ/製品を作成したサイトにアクセスしなくても、Google画像、YouTube、およびAmazonで必要な価値を得ることができます。

マーケティング担当者への質問です、あなたのオーディエンスはどこにいますか?

 

この調査研究をPDFでダウンロードする

 

どういう意味ですか?

あなたが企業/ブランド担当者であるならば、検索ユーザーがあなたのビジネスに対して有益となる体験を与えコントロールすることが非常に重要です。

これが私たちのSEOに対する信念とアプローチの基礎であり、検索エクスペリエンスを最適化するためのものであり、特定の検索エンジンではありません。

うまくいけば、この調査はあなたの検索エクスペリエンスに最大の影響を与えるためにどこを改善するべきか、優先順位付けの助けとなります。

 

注意事項は何ですか?

他の調査研究と同様に、注意事項を知っていれば分析をより効果的に行えます。

以下のとおりです。

  • この調査は私達の顧客に基づいています – とりわけEコマース、旅行、金融が大部分を占めています。
  • 非商用サイト(Whitehouse.gov、Wikipedia.org、irs.govなど)は、私たちのデータセットで非常に過少表現されています。
  • アメリカのデータのみに基づいています。
  • 実際のトラフィックに基づいています。しかし、YouTubeとAmazonは含んでいません。

データ元

このデータは以下に基づいています。

  • 200以上の企業
  • 全ての情報源:自然検索、米国
  • 2017年1月 – 2018年12月
  • すべてのデバイス
  • 分析プラットフォーム+ Google Search Console

 

※本記事は弊社と業務提携している米国seoClarity社のブログを翻訳し記載しております。

Research Study: Real Traffic Share of US Search Engines

https://www.seoclarity.net/blog/seo-research-real-traffic-share

 

この記事のライター

CroJa 編集部

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