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リスティング広告とSEOの相乗効果で集客数UP!双方にメリットをもたらす活用方法とは

リスティング広告とSEOの相乗効果で集客数UP!双方にメリットをもたらす活用方法とは

webマーケティングにおいて、webサイトの集客が欠かせない要素であることはご存知のことと思います。withコロナと言われる昨今において、その重要性はますます増しています。
集客するユーザーの中でも、検索エンジンから流入するユーザーは明確な目的を持っているため自社のサービスとの親和性が高い場合が多く、自社にとって重要なお客様と言えます。

検索エンジンからの流入数を増やす施策としては

・検索結果に広告を表示させる「リスティング広告」
・検索結果の順位を上げる「SEO」

上記2つがありますが、これらの上手な使い分けに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

実際、広告主様の業種に関わらず、「SEOで1位なら広告出稿は必要ないの?」といったご質問や「リスティング広告とSEOを担当している部署が異なるため上手く連携できていない、また連携方法が分からない」といったご相談をいただくことも多いです。

本コラムでは、「リスティング広告」と「SEO」の違いと使い分けだけではなく、性質の違いや双方から得られる情報を活用した相乗効果の生み出し方を解説いたします。webサイトの集客をご担当されている方々の一助となれば幸いです。

目次

 1.リスティング広告とSEOの違い
  1-1.リスティング広告とは
  1-2.SEOとは
  1-3.両者の違い

 2.リスティング広告とSEOの上手な使い分け
  2-1.リスティング広告が適している場合
  2-2.SEOが適している場合
  2-3.並走が適している場合

 3.リスティング広告とSEOの連携で成果を最大化
  3-1.リスティング広告で得た情報をSEOで活用
  3-2.SEOで得た情報をリスティング広告で活用

 4.まとめ

 5.最後に

1.リスティング広告とSEOの違い

リスティング広告とSEO、それぞれの性質の違いを解説いたします。

1-1.リスティング広告とは

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!など、検索エンジンの検索結果に掲載できる広告のことです。
ユーザーが検索するであろうキーワードを買い付けることで検索結果に上位表示させ、自社サービスを求めているユーザーの流入を促すことができます。
リスティング広告

リスティング広告はオークション方式になっており、「キーワードの入札単価」「キーワードと広告文の親和性」「キーワードと遷移先の親和性」等が加味されて上位枠に表示される広告が決まります。

また、ユーザーが広告をクリックするごとに料金が発生するクリック課金(CPC課金)制であることもリスティング広告の特徴のひとつです。

1-2.SEOとは

一方でSEOは、Search Engine Optimizasion=検索エンジン最適化を指します。
自社サイトの集客数を増加させるため、検索結果に上位表示させたりクリック率を高めたりする施策を打ちます。
SEO

近年、GoogleやYahoo!はユーザーの利便性を重要視しており、検索結果においてもユーザーにとって価値のあるサイトが上位表示される仕組みになっています。
そのため、サイトの構成やページのコンテンツを工夫する必要があります。

リアルタイムで買い付けるリスティング広告が「短期的な施策」であるのに対し、SEOは「長期的な施策」とも言われます。

1-3.両者の違い

以上を踏まえ、リスティング広告とSEOの違いを下記の表にまとめました。
両者の違い
それぞれの項目について、さらに解説していきます。

・即効性

リスティング広告:設定すればすぐに掲載可能(※)
SEO:施策の効果反映までに時間を要する

リスティング広告はキーワードや入札単価、広告文等を設定すればすぐに掲載することができます。
一方でSEOは検索エンジンの評価により順位が変動するため、施策の実行から効果反映まで最低でも3ヶ月はみておく必要があります。

また、SEOにおいてはユーザーにとって価値のあるコンテンツの量が多いサイトほど評価されやすい傾向にあります。
開設したばかりのサイトで検索結果上位を目指すことは難しく、長期的な施策として捉えておく必要があるでしょう。

※検索数が少ないキーワードの場合、買い付けをしても広告を掲載できない場合があります

・費用

リスティング広告:有料
SEO:無料

リスティング広告はクリック課金制ですのでユーザーに広告がクリックされた時点で費用が発生します。検索結果上部に掲載できる広告枠には限りがありますので、上位掲載を目指すほど、また同じキーワードの買い付けを行っている競合サイトが多いほど単価が上昇します。場合によっては、1クリックあたりのコストが成果に見合わない、といったことも有り得ます。

SEOは様々な施策を講じてサイトを改善していくことで自然検索の順位を上げていきますので、必ずしもコストがかかるわけではありません。
定期的に行われる検索エンジンのアルゴリズムアップデートに対応する必要はありますが、SEOで上位表示することができれば、継続してコストが発生するリスティング広告よりも、長期的にみて費用対効果が高くなる場合が多いです。

・クリック率

リスティング広告・SEOともに上位に表示されるほどクリック率が高くなるという傾向に変わりはありません。
しかしながら、リスティング広告とSEOのクリック率を比較すると大きな差があります。

こちらはWordstream社が発表した、2020年業界別リスティング広告の平均クリック率です。
リスティング広告のCTR(参考:https://www.wordstream.com/blog/ws/2018/08/13/google-ads-mobile-benchmarks

だいたい3~5%台となっているのがわかります。
レスポンシブ検索広告など、ユーザーごとにパーソナライズ化される広告フォーマットの誕生により、リスティング広告のCTRは上昇傾向にあります。

こちらはSISTRIX社が発表した、SEO順位別クリック率です。
SEOのCTR(参考:https://www.sistrix.com/blog/why-almost-everything-you-knew-about-google-ctr-is-no-longer-valid/

SEOで上位に表示された場合、リスティング広告よりも圧倒的に高いクリック率で効率よくユーザーの流入を促せることがわかります。
SEOは即効性こそありませんが、そのクリック率の高さから流入数に大きなインパクトをもたらすため、小さなことでもコツコツと対策を進めていくことをおすすめします。

・柔軟性

リスティング広告:広告文や地域等のカスタマイズが可能
SEO:意図的にカスタマイズできない要素が多い

リスティング広告はお金を払って広告を掲載するわけですから、広告文や配信時間帯・地域など様々な項目を設定することができます。

一方でSEOは検索エンジンがサイトを評価して検索結果に表示させる仕組みなため意図的な出し分けが難しく、時間帯や地域をピンポイントで指定することはできません。

・確実性

リスティング広告:上位表示可能
SEO:必ず上位表示されるとは限らない

先述したようにリスティング広告はオークション方式ですので、入札金額を高く設定すれば、あまりにもキーワードとかけ離れている場合を除いて上位表示が可能です。

そうはいかないのがSEOです。
もちろん、様々な対策を講じて検索エンジンからの評価を上げて上位表示されやすくすることはできますが、競合サイトも同様に対策しているため確実に上位に表示できるとは限りません。
また定期的に評価アルゴリズムがアップデートされるため、アップデート内容によっては、それまで評価されていたサイトの順位が落ちてしまう可能性があります。
SEOにおいては、検索エンジンの評価アルゴリズムに対応しつつ、施策のPDCAを回していくことが重要です。

2.リスティング広告とSEOの上手な使い分け

1ではリスティング広告とSEOの違いを解説いたしました。
続いて、それらの上手な使い分けを3パターンに分けて説明していきます。

2-1.リスティング広告が適している場合

リスティング広告が適しているのは下記のような場合です。

  • 開設したばかりのサイトで認知をとりたい
  • 競合のサイトが多く、SEOで上位表示が難しい
  • SEO対策にリソースを費やす余裕がない
  • 短期的なキャンペーンを実施するためすぐ効果を得たい

基本的に併用がおすすめであることは後述しますが、「SEO対策まで手が回らない」「すぐに効果を得たい」といったような場合は即効性があり確実に上位表示できるリスティング広告を実施すると良いでしょう。

2-2.SEOが適している場合

SEOが適しているのは下記のような場合です。

  • リスティング広告のクリック単価が高く費用対効果に見合わない
  • 広告を出稿するほどの費用がない

リスティング広告では、同じキーワードの買い付けを行う競合が多いほどクリック単価が高騰していきます。買い付けるキーワードにもよりますが、場合によってはクリック単価が1,000円を超えてしまうこともあり、そのクリック単価にリターンが見合わないこともあります。
そのような場合には、時間こそかかりますがSEOで対策していくことをおすすめします。

2-3.併用が適している場合

最後に、併用が適している場合です。
2-1、2-2に当てはまらない場合には、どちらかではなく併用すると良いでしょう。

理由としては3点あります。

①競合への流出防止

SEOで上位表示できていても、SEO上部の広告枠に競合の広告があれば、ユーザーが競合へ流れてしまう場合があります。リスティング広告を出稿していれば競合への流出をある程度防ぎ自社サイトへの流入を促すことができます。

②視認性向上によるクリック率向上

リスティング広告・SEO双方の表示により検索結果の占有面積を増やすことができれば、ユーザー視点で視認性が向上します。視認性が高いほどクリック率も高くなりますので、併用することでさらに流入数を増やすことができます。

③相乗効果による成果最大化

リスティング広告で得られる情報、SEOで得られる情報は異なります。
得た情報をそれぞれに活用することで相乗効果が生み出すことができ、さらなる成果向上が期待できます。

併用することで上記のメリットが得られますので、基本的には併用をおすすめします。

3.リスティング広告とSEOの連携で成果を最大化

2-3③相乗効果による成果最大化について、さらに解説していきます。
せっかく集客数を増やす施策をしているのであれば、そこから得られたデータを活用しない手はありません。
リスティング広告とSEOを取り扱う部署が異なっていたり、なかなか連携が難しい場合もあるかと思いますが、メリットはありますので参考にしてみてください。

3-1.リスティング広告で得た情報をSEOで活用

デジタル広告の利点の1つとして、広告出稿による効果の確認が可能であることが挙げられます。
リスティング広告で効果検証し、実績が良いものをSEOにも適用することで、SEOの効率を高めることができます。

・キーワード/検索クエリ

キーワード・検索クエリのデータを確認することで、具体的にどのキーワードが流入に繋がりやすいのか、また成果に繋がりやすいのかが分かります。そのキーワードをSEOで対策していくことで、自然検索からもユーザーの流入を促すことができますので、全体の成果を底上げすることができます。

また、検索クエリの確認により、想定していなかったユーザーのニーズが把握できれば、新たなコンテンツや商品開発のヒントが得られる場合もあります。

・広告文

SEOは意図的にカスタマイズできる要素が少ないことは先述しましたが、調整できる要素もあります。それは「見出し」と「説明文」です。

リスティング広告は同じキーワードに対して複数の広告文を設定できますので、パフォーマンスを比較しSEOにも適用することで、同じ順位でも高いクリック率を得ることができます。

たとえば、見出しを「【公式】ハートラス通販」にするか「公式/ハートラス通販」にするか等、公式の表記の仕方ひとつとってもクリック率は変わります。

即効性の高いリスティング広告だからこそ、スピーディに効果検証を行うことができます。「リスティング広告で要素を検証→SEOに適用」というサイクルを回すことで、リスティング広告と合わせてSEOの効率も高めていくことができるでしょう。

3-2.SEOで得た情報をリスティング広告で活用

SEOで評価されているサイトは、検索エンジンが「ユーザーにとって利便性が高い・有益である」と判断したサイトですので、検索結果にはユーザーのインサイトが如実に現れていると言えます。

こちらは、「コーヒーメーカー」と検索した際の検索結果です。ユーザーインサイト

1位~3位まで、さまざまなメーカー・ブランドのコーヒーメーカーを比較できるようなサイトになっています。このようなサイトが評価されていますので、「コーヒーメーカー」と検索するユーザーは「特定のコーヒーメーカーが特集されているサイトではなく、いろんなコーヒーメーカーが載っているサイトで比較検討したい」というインサイトを持っていると想定されます。

であれば、リスティング広告においても個別の特集ページではなく、比較検討できるようなページを遷移に設定した方がユーザーのインサイトに合っていると言えます。
実際、ユーザーの意向に沿ったページを用意することで直帰率・離脱率を改善でき、リスティング広告の効果改善に繋がった事例は多数存在します。

4.まとめ

本コラムでは、リスティング広告とSEOの違いから使い分け、相乗効果の生み出し方について解説いたしました。

リスティング広告もSEOも実施してはいるけど、別物として捉えていたり、連携に課題を感じておりうまく相乗効果を生み出せていないという会社様も多いのではないでしょうか。

本コラムでも述べましたが、得られるデータを活用しない手はありません。
ぜひ本コラムを参考にしていただき、webサイトの集客・成果最大化に繋げていただければと思います。

5.最後に

弊社では広告運用とSEO対策、どちらの領域のサポートも実施しているからこそ、先述した「リスティング広告」と「SEO」の連携をスムーズに行うことができ、スピーディに成果をあげることができると考えています。
本コラムで少しでもご興味を持ってくださった方や、まずは相談してみたいという方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。


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この記事のライター

福原千尋

福原千尋株式会社ハートラス

トレーディングディヴィジョン

2018年に株式会社ハートラスへ入社。運用型広告全般を網羅し、大手日用品メーカーや化粧品、アパレルなど幅広い業界を担当。顧客の目標達成や課題解決に向けた実行力が強みで、広告運用だけでなくSEOや分析など幅広い領域で支援を実施。

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