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誰でも無料でできるSEO診断

誰でも無料でできるSEO診断

ウェブサイトの集客方法としてSEOを検討する場合、SEOの目的を整理して現状分析・問題点の把握・課題・施策方針・具体施策へと落としていく必要があります。この記事では、その最初のステップである現状分析の調査方法について解説いたします。実際に我々SEOコンサルタントが診断する方法を、可能な限り無料ツールを用いて実践できる方法として解説しています。併せておススメのツールも紹介していますので、参考にしてみてください。

<目次>
現状診断:自社SEOの状況を定量的に把握する
  1.調査対象のキーワードを選定する
  2.自社と比較する競合サイトを選定する
  3.自社と競合の順位を計測して比較する

課題診断:自社サイトのSEO調査とおススメツール
  1.Googleフレンドリー
  2.ユーザーフレンドリー
  3.オーソリティー

1 現状診断:自社SEOの状況を定量的に把握する

自社サイトのSEOの善し悪しを診断する際には、まずは自社サイトと競合サイトを比較し、自社サイトがどのようなポジションにあるのかを適切に把握することが大切です。
そのためには、調査対象となるキーワードと競合サイトを決め、自社・競合サイトの順位を比較する方法が有効です。それにより、自社がどのようなキーワード獲得状況なのかを把握することができ、どのようなキーワードで対策を行っていくべきかを知ることができます。以下でそれぞれをご説明します。

1. 調査対象のキーワードを選定する

SEO診断の最初のステップでは、調査対象となるキーワードを決めます。
自社サイトのテーマに沿った軸キーワードを決め、そこから関連(掛け合わせ)キーワードへと広げます。ターゲットユーザーはどんな検索ワードで自社サイトに来るかを想像しながらキーワードを挙げていきましょう。
キーワード選定に関する詳細は、こちらに記載していますので、参考にしてみてください。

【必見】SEOのプロが教えるキーワード選定とおすすめツール

【必見】SEOのプロが教えるキーワード選定とおすすめツール

調査対象キーワードのリストができたら、次に検索数の調査を行います。
Googleキーワードプランナーなどで、キーワードが月間に何回検索されているかを調べることができますので、作ったキーワードリストと合わせてExcelやスプレッドシートで一覧表にしておきましょう。

キーワードリスト

またこの時に、キーワードを検索数軸や商品カテゴリ軸などでグルーピングしておくと、後の自社・競合サイト比較で、どんなキーワードで差が発生しているのかを分析しやすくなります。

【キーワード調査おススメのツール】

・関連キーワード取得ツール(http://www.related-keywords.com/
・Googleトレンド(https://trends.google.co.jp/trends/
・Googleキーワードプランナー※Googleアカウントが必要(https://ads.google.com/intl/ja_jp/home/tools/keyword-planner/

2. 自社と比較する競合サイトを選定する

次に、自社サイトと比べるための競合サイトを選定します。
自社サイトのキーワード順位をいくつかの競合サイトと比べることで、自社サイトがどのようなポジションにあるのかを把握することができ、SEO状況の善し悪しについて判断がしやすくなります。

以下を参考にして、2~3つ程度競合サイトを選んでみてください。

・事業上の競合会社のサイト
・自社サイトと近い構造を持つ業界で有名なサイト
・その他自社が狙う検索数の大きいキーワードでよく上位表示されているサイト

【競合サイト調査おススメのツール】

・シミラーウェブ(https://www.similarweb.com/) ※有料ツール
有料にはなってしまいますが、こちらのツールを使用すれば、自社に業界やサイト形態が近いサイトを簡単に見つけることができます。自分の調査だけでは不安な場合には、利用してみるのもよいかと思います。

3. 自社と競合の順位を計測して比較する

調査対象キーワードと競合サイトの選定ができましたら、自社・競合各サイトについて順位データの取得を行います。検索順位調査ツールを使えば、各サイトの順位を調査することができます。
順位データが取得できたら、キーワードリスト・検索数・各サイト順位のクロス表を作成しましょう。

クロス表

ここまでの作業で、自社サイトはどのくらいの数のワードで上位表示できているのか、また競合と比べその上位表示キーワード数は多いのか少ないのか、といった自社のSEO状況の診断表を作ることができます。
さらに、今後どんなワードでSEO対策していくべきなのかについて検討することができ、SEOの方針を検討する材料としても使うことができます。

【順位調査おススメのツール】

・検索順位チェッカー(http://checker.search-rank-check.com
・SEOチェキ(https://seocheki.net/?m=rank
どちらも無料ツールのため、一度に自社・競合の大量ワードの調査はできませんので、何回かに分割して調査する必要があります。

・GRC(https://seopro.jp/grc/) ※有料ツール
一度に調査してしまいたい場合には、有料ツールの利用をお勧めします。GRCでは、一括で大量キーワードの順位を計測可能です。


2 課題診断:自社サイトのSEO調査とおススメツール

自社サイトのSEO状況と改善するべきキーワードを把握できたら、次は各改善対象キーワードの課題の調査を行います。
前提として、Googleがサイトを評価する3つの軸を知っておく必要があります。

■Googleフレンドリー
Googleがサイトを理解しやすいようにするための整備に関する項目です。
ここが土台としてできていない場合、サイトの価値をGoogleへ100%伝えることができません。

■ユーザーフレンドリー
主にUXに関わってくる項目です。ユーザーの検索意図を理解し、その検索意図に沿った内容のページを用意できているかが重要なポイントです。

■オーソリティ
サイトの権威性に関わる項目です。上記の2つに加え、ここでも評価を高められると、検索数の大きなキーワードでも上位表示ができ、順位も安定してくる可能性が高いです。
上記各項目ついて、いくつかの見るべきポイントとおすすめツールを以下でご説明します。

Googleフレンドリー

Googleフレンドリーには、細かいものも含めると数多くの項目がありますが、最低限満たしておくべきポイントとその確認方法についてご説明します。

以下が最低限満たすべきポイントです。
・<title>に対策キーワードは含まれているか
・<h1>に対策キーワードは含まれているか
・対策ページに向けた内部リンクは設置されているか

<title に対策キーワードは含まれているか>

ソースコードを開き、ページ内ワード検索で「<title>」で検索してみましょう。
そのタグ内に、そのページで対策したいワードが入っていれば問題ありません。

ブラウザでクロームを使用している場合には、アドオンでMETA SEO inspectorを入れておけば、ソースコード上でタグを探さなくてもすぐに確認することができます。

<h1に対策キーワードは含まれているか>

ソースコードを開き、ページ内ワード検索で「<h1>」で検索してみましょう。
そのタグ内に、そのページで対策したいワードが入っていれば問題ありません。

<title>のとき同様、ブラウザでクロームを使用している場合には、アドインでMETA SEO inspectorを入れておけば、ソースコード上でタグを探さなくてもすぐに確認することができます。

<内部リンクはつながっているか>

サーチコンソールの「URL検査」という機能を使うことで、そのページに向けた内部リンクがどのくらい設置されているかを確認することができます。具体的に何本以上あればよいという基準はありませんが、少なくとも全く内部リンクが1本も設置されていないという状況はないようにしましょう。

<その他Googleフレンドリー項目>

上記外にも、Googleフレンドリーにはいくつもの見るべきポイントがあります。
余裕があれば、以下もみておきましょう。

・sitemap.xml が設置されているか
・robot.txtにsitemap.xmlのURLは記述されているか
・ページ表示スピードに問題はないか
・パンくずリストは設置されているか
・画像のaltタグに画像の内容が記述されているか
・PCとSPでページURLが異なる場合、アノテーション適切に設定されているか

【Googleフレンドリー課題調査におススメのツール】

・META SEO inspector (https://chrome.google.com/webstore/detail/meta-seo-inspector/ibkclpciafdglkjkcibmohobjkcfkaef
 ※Googleのアドオンです。ソースコード上で探さなくても、<title>タグや<h1>タグの内容を確認することができます。
・ラッコツールズ(https://rakko.tools/tools/3/
 ※h1~h3までの記述内容を抜き出してくれるツールです。
・Google Search Console (https://search.google.com/search-console/welcome?hl=ja)

ユーザーフレンドリー

ここの項目で最も重要なことは、上位表示させたいページがユーザーの検索意図を満たすページであるかどうかです。Googleは、ユーザーの「検索を通して知りたいこと、実現したいこと」を理解した上で検索結果に表示するページとその順位を決定しています。
そのユーザーの検索意図を満たしていないページは、上位に表示される可能性がかなり低くなりますので、しっかり分析しましょう。

以下が検索意図を満たしているかどうかの診断方法です。
・対策したいキーワードで上位表示されているページの種類を確認する
・関連キーワードを確認し、ユーザーの検索目的を想像する
・自社サイトのページを確認し、ユーザーの検索目的を満たせているかを確認する

<対策したいキーワードで上位表示されているページの種類を確認する>

まずは上位表示させたいキーワードで実際に検索してみましょう。検索結果1ページ目に表示されるウェブページには、ある程度傾向があります。そこからユーザーが検索する目的について、大枠を推測することができます。

例えば、以下のようなパターンがあります。

・ノウハウ系コンテンツが1ページ目の8割を占めている
→そのキーワードについて、知識を得られるコンテンツを求めていることが考えられます。

・ECページが1ページ目の8割を占めている
→キーワードに関する商品を見たい、購入したいといった目的があることが考えられます。

・ノウハウ系コンテンツとECページが同じくらいの割合で表示されている
→商品を購入したいという目的と、同時にその商品について選び方やメリットデメリットなどの知識も得たいという目的が考えられます。

<関連キーワードを確認し、ユーザーの検索目的を想像する>

大枠のユーザーの検索の目的を想定できたら、次はもう少し詳細なところまで踏み込んだユーザーの検索意図理解を試みます。おすすめの方法は、関連キーワードツールでGoogleサジェストを取得し、キーワードの拡がりと各要素の大きさを押さえることです。
例えば「スニーカー」のGoogleサジェストを取得すると、以下のようなキーワードの拡がりを理解することができます。

・「スニーカー 選び方」「スニーカー おすすめ」といった商品選びに関する情報を求めるタイプのキーワード
・「スニーカー ナイキ」「スニーカー アディダス」といったブランド軸で商品を探したいという目的のキーワード
・「スニーカー 白」「スニーカー 黒」といった色軸で商品を探したいという目的を持つキーワード

このように、取得したGoogleサジェストをグルーピングすることで、キーワードの派生の仕方を把握することができ、ユーザーの検索意図の全体像をイメージしやすくなります。ここまでできたら、次にそれぞれの派生した要素の大きさを調査します。各要素には強弱があり、全てが同じくらい重要な要素というわけではありません。要素の中でも、比重の大きいものがどれであるかを調べましょう。

上記で取得したGoogleサジェストの各ワードについて、Googleキーワードプランナーで検索数を調べます。要素ごとに該当するキーワードの検索数を足すことで、その要素の大きさを算出することができます。すべての要素で合計検索数を算出できたら、その検索数の大きい順で並べることで、比重の大きい要素を把握することができます。

上記の調査によって、上位表示したいキーワードは、ユーザーのどのような目的を含んでおり、その中でもどのような要素が重要なのかが分かりますので、ユーザーの検索意図を詳細に検討することができます。
検索結果から確認した大枠の検索意図 → Googleサジェストから得た詳細な検索意図のように整理すると、ユーザーの検索意図について、全体像を整理しつつ、具体性を持ってイメージできるでしょう。

<自社サイトのページを確認し、ユーザーの検索目的を満たせているかを確認する>

上記の手順により、ユーザーの検索意図についてイメージを持つことができました。
ここまできたら、自社サイトの上位表示させたいページが、その検索意図に対して有益な情報を掲載できているか、目的を達成できるページになっているかを確認してみてください。

実際に上位表示されているページと比較して、重要な検索意図ごとに〇×でチェックしてみると、上位表示ページとの差分を見つけやすくなります。

オーソリティ

オーソリティの中で比較的簡単に確認できる指標としては、外部リンク数があります。
こちらを調査するにはAhrefsという有料ツールが必要になります。(https://ahrefs.jp/)

Ahrefs

こちらのツールを使うことで、自社・競合の外部リンク数を確認することができます。
ここの数値差も競合サイトとの一つの差分になりますので、もしツールの導入が可能であれば、こちらの調査もしてみてください。


SEO診断を総合支援できるエンタープライズツール SEO Clarity

最後にここまでの調査を、時間をかけずに楽に実施したい方におすすめのツールSEO Clarityをご紹介します。
多くのお客様へ導入させていただいているSEO Clarityは、SEO分析に必要な機能を全て備えています。
キーワード順位を自社・競合ともにデイリーで観測、botを使用しサイト内部の課題を一括チェック、自社競合のコンテンツ差分を発見、外部リンク数の変化を継続観測等、ここまででご説明した調査をこのツール一つで、すべて短時間で実行することができます。

ご興味ありましたら、ぜひこちらから詳細をご確認ください。



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この記事のライター

後藤優汰

後藤優汰株式会社ハートラス

ウェブコンサルティングディヴィジョン

2017年にクロスフィニティ株式会社へ新卒入社。SEOコンサル営業としてwebサイトの流入改善業務に従事。ECサイト・ポータルサイトのお客様をメインに担当。

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