なぜページスピードが重要なのか? その改善方法とは

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ページスピードとは、すべてのコンテンツを表示するまでにかかる時間であり、ブラウザがネットサーバーから最初のデータを受けるまでの待機時間を指します。
一見わかりやすいですが、ページスピードはサイトスピードと異なります。サイトスピードはサイト内に複数の類似したページの平均スピードと理解しても良いのです。
なぜページスピードが大事なのか
ページスピードはユーザーにとって重要です。ページスピードが速いほど効率的で心地良い体験をユーザーに提供することができます。
直近のページスピードアンケートにより、ロード時間が3秒以上かかるページに対して、25%以上のユーザーが離脱してしまう傾向があります。
モバイルユーザーもスピードにこだわりがあります。
同アンケートにより、73%のユーザーがロード時間のかかりすぎるサイトをフィードバックしています。
ページスピードはコンバージョンレートにも影響します。
例えば、 Walmart.com社はページスピードを1秒改善する度にコンバージョンが2%増えることに気づきました。
更に直感ではなく、SEOにとってページスピードはとても重要だと考えられます。
Googleは、ページスピードをランキング要素としてサーチインデックスに取り入れる予定だと2010年に発表しました。
その後の2017年には、モバイルファーストの一環として、モバイルサイトのページスピードもしくはモバイル環境で測定した点数を準じて評価する方針になると同社が発表しました。
同社は、モバイル端末にもっと速くロードできるAccelerated Mobile Pages Project(AMP)というプロジェクトを世に打ち出しました。
ページスピードを遅らせる原因とは
上記の説得力のある統計データから、自社サイトのページスピードは十分に速いのか、確認したくなりませんか?
いくつかの構造パターンでサイトスピードが遅れる要因を調査すべきです。特に重い画像が使われているページ、(レスポンシブ対応または高画質の画像をダウンロードするページ)は時間が長いです。
このような場合、画像サイズの最適化でサイトスピードが改善できます。
また、大量のダウンロードが必要で重いファイルも一つの原因と考えられます。
ダウンロードサイズを削減するために、JS圧縮もしくは最適化ツールを使うことをお勧めします。
ページスピードを分析すべき
ページスピードを分析しないと、ユーザーがどうやってサイト内で行動しているか実情が把握できません。
Google’s PageSpeed Insights はサイトスピートを採点してもらうツールであり、ロード時間がかかり過ぎる場合は、その原因をスコアの下に明記してくれます。
残念ですが、Googleは平均のページスピードしか提供しないので、すべてのページの単体スピードが把握できません。
しかし、その問題を解決してくれるツールがあります。
seoClarityに内装されたページスピードツールはそのまま使える改善方法まで提示してくれます。
これによりページスピードが素早く改善できます。
更に、施策実施前後の比較機能により、サイトの流入及びコンバージョンの改善も一目で確認できます。
ページスピードの最適化はSEOでは欠かせない部分です。
Googleと同様、モバイルフレンドリーサイトを評価するというトレンドに合わせるためにも、SEO対策の一つとしてページスピードを改善すべきと考えます。
※本記事は弊社と業務提携している米国seoClarity社のブログを翻訳し記載しております。
Why Page Speed Matters and Ways to Improve It
https://www.seoclarity.net/resources/knowledgebase/why-page-speed-matters-16167/
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