業務改善を目指す!SEOプラットフォームを自社内で提案するには

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あなたは一日の業務のうち、どれぐらいがデータ収集に費やされているのかご存知ですか?
SEOツールから情報を抽出し、内容を把握する時間を合計すると驚くべき長さになります。
chiefmartec.comは、マーケティング担当者(SEOを含む)が仕事に使用しているツールは平均して91個ほどだと報告しています。
驚いた方もいるでしょう。91個です。この数値だけで問題の本質がわかります。
つまり、私たちはマーケティング担当者として、様々な分散したデータを抽出するために多すぎるほどのツールを使用しているのです。
他の選択肢はないのか?と問われれば、「ある」と答えづらい現状もあります。
これらのツールが提供するデータは、それぞれ仕事に必要なものだと感じる人も多いでしょう。
なぜなら、多くの仮定を証明する助けになるのがこれらのデータになります。
しかし、もっと効率的な方法があるしたらどうでしょうか?一箇所ですべての必要な情報を抽出できるサービスがあるとしたら―
この記事ではそのサービスの紹介だけでなく、あなたの周囲にサービスへの投資を承認させるような説得方法のヒントも出しています。
SEOへの投資を正当化するのは難しい?
SEO施策の成功不成功の大部分が第三者(検索エンジン)に依存するということはご存知でしょう。
例えば一回のアルゴリズム変更が、あなたが積み上げてきた努力の多くを無効にしてしまうこともありえます。
例えば順位について。
今まで、検索画面1位に表示されれば、トラフィックやエンゲージメントの増加、その他様々な効果を生むとされていました。
しかし、今では違うのです。
今日SERPsは、もはや静的リストではなくなりました。
Googleが導入した新しい要素 – ビデオカルーセル、地図など – はサイト順位の価値を揺らがせました。
結果、一部のキーワードでは検索結果1位のサイトがファーストビューに表示されないということすら起こりました。
さて、このような状況を踏まえてSEOへの投資を正当化するには、どうすればいいのでしょうか?
答えは「結果を実証することによって」です。
ただし、これは課題の一つでもあります。
なぜなら、SEOの効果を実証するのは難しい場合があるからです。
特に、分散したデータと連携したり、必要な考察が大きく欠けている時には難しくなります。
このような状況を克服するためには、上記の課題を一括で克服できるエンタープライズSEOプラットフォームへの切り替えがお勧めです。
このプラットフォームは、まず複数のソースからのデータを組み合わせ、独自の洞察でその内容を強化することで、レポートに多面性を与えます。
アクセス、レビュー、相関、分析できるデータ量に制限を加えないプラットフォームを使用することで、必要に応じて情報を深く掘り下げられます。
またこれによってコストが増えることもありませんし、複数ツールのライセンスの更新のために予算を取られることもありません。
さらに、多くのマンパワーを必要とすることさえ無くなるかもしれません。
企業のSEOの現状に関する調査によると、企業の60%が5人以下のSEOリサーチャーを雇用しています。
一方でプラットフォームソリューションは時間のかかるタスクを自動的に実行するため、より効率化できる余地があります。
エンタープライズSEOプラットフォームを使用するメリットとソリューション
プラットフォームの使用を社内に納得させるには、説得の材料が必要です。
ここでは、複数のツールではなく単一のエンタープライズツールを使用した場合のメリットをまとめました。
・プラットフォームはすべてのデータを一箇所にまとめられます。
情報を関連付けるためにツールを切り替えたり、複雑なExcelシートを作成したりする必要はありません。
・データはすべてリアルタイムで入手できます。
すべてのデータは1か所に保存されているため、ボタンを押すだけで最新のデータと考察を表示できます。
・エンタープライズプラットフォームを使用すると、部署に対する要求増加にも対応でき、SEO運用を拡張することができます。
seoClarityを使用すれば、必要なすべてのデータを確認でき、対応できる範囲が大きく広がります。
なお、データの制限はありません。
・以上の事項により、SEOの効果についてより良い報告ができる機会が増えます。
・SEOプラットフォームは最新のトレンドと業界の動向と言う点でもベネフィットを得られます。
ツール開発に関係している人々は優秀な検索結果を表示するために、精力的に働いています。
しかし、上司にプラットフォームが必要だと納得させるには、具体的にどんな話をすればいいのでしょうか?
これについては以下の4つの方法があります。
1.データ収集に費やす時間を上司に伝えます。それを短縮できるなら、プラットフォームを検討しても構わないと思わせましょう。
2.1の状況にならない場合は、一日のほとんどはデータ収集に費やされ、戦略を練る時間が満足に取れないことを伝えましょう。
3.大量のデータソースを使った作業には限界があり、労力の割に得られるベネフィットが少ないため、複数のサービスに多額の支払いをするのは適当でない、と説明してみましょう。
4.あなたは仕事の範囲をより広げるために、専門的なサービスの援助を必要としていませんか。
あなたを導いてくれ、勝機を獲得するために助けてくれる何かが必要なら、エンタープライズプラットフォームの利用を検討してみてください。
残念ながら、現在のSEO関連ツールのなかでは、単一でこのような状況をカバーできるものがありません
しかし、エンタープライズプラットフォームであれば可能です。
SEOプラットフォームが合わない場合は?
ここまでプラットフォームを利用するメリットをお伝えしてきましたが、それでもそのメリットがあなたの業務に合致しない可能性もあります。
もちろん利用すること自体はできますが、その場合は十分な効果を発揮しないかもしれません。
プラットフォームを管理する人が、少なくとも一人以上いない場合は、利用しないことをお勧めします。
また、経営陣がソフトウェア購入を「投資」ではなく「(本来出したくない)出費」と考えているのであれば、他に無料のツールを探す方がよいでしょう。
あなたの会社がプロセスとワークフローを重視したり、各チームメンバーがビジネス目標を達成するために最善を尽くすという風土でなければ、プラットフォームもうまく機能しないでしょう。
ただし上記以外の状況であれば、情報ソースが1つにまとまっていること、データの制限がないこと、専門チームによる支援を受けることなどによるメリットが得られます。
※本記事は弊社と業務提携している米国seoClarity社のブログを翻訳し記載しております。
Work Smarter: How to Make the Case for an SEO Platform to Your Executive Team
https://www.seoclarity.net/blog/work-smarter-seo-software-platform
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